セックスライフ(1)  by 久恵 その1





 






 私26歳、つい、2週間前まで、処女でした。
「本当です!」
 性欲も普通で、時々、一寸、胸や、クリトリスを撫でたりしますが、理想の男性とは、いつも片思いで、声をかけられたことも、1度もなくて、ナンパされた女友達の話を羨ましく、聞いてました。

 本で、読んで、セックスの知識だけは、人一倍ありますが、セックスの相手もいなかったし、わびしい毎日でした。
 ところが、2週間前の平日、デパートで、買物の途中、かなり年上の男性に、売り場の場所を聞かれて、案内したのが、きっかけで、デパートの喫茶店に誘われて、話をしている内に、親しくなりました。
 身なりも、上品で、私の愚痴話にも、聞き上手で、親身に、答えてくれました。出張で、上京してきたそうで、仕事を、終わって、散歩がてら、デパートに入ったそうです。

 私よりも25歳も年上ですが、紳士的で、服装は、地味な濃紺の背広ですが、趣味のいいネクタイを、締めていました。
 背が高く、スマートな体形で、私の好みのタイプです。何か、頼れそうな、魅力を感じて、彼に、誘われるまま、彼の泊っているホテルに行きました。

 レストランで、ランチをご馳走になりました。
 すっかり、その気になって、長長と、セックスレスの女の、やるせない気持ちまで、話していると、午後2時近くになっていました。
 彼が「良かったら、僕の部屋に、行って、続きを、聞かせて」というので、半ば、安心して、彼の部屋についてゆきました。そこは、見晴らしのいい、明るい部屋でした。

 部屋に入って、「本当に、男性経験ないの?」
「えぇ、1度もないわ。恥ずかしいけど……」
「オナニーは?」
「それは、たま……に、します」
「それで、感ずるの?」

「オルガスムスとか、イクッとか、感覚的には、わからないんです。セックスして、失神するとか、そんなことって、あるのかしら?」
「う〜ん、それは、お相手次第じゃないかな。好きな男性に抱かれて、やさしく、丁寧に、時間をかけて、愛撫されたら、たいていの女性は、快感を感ずるし、イクこともあれば、感極って、エクスタシーを迎えられるでしょうし、失神したり、場合によっては、潮を吹くってこともあるよ」
「え、本当!」
 びっくりする私に、彼は、「私で良かったら、お相手しましょうか?」

「え、いやぁ……、お願いします」そういっちゃった私。
 内心、ドキドキ、恥ずかしいのと、惧れとが、交錯したした。

 少し、身体を固くしてると、「リラックスして」頷くと、軽く、肩を抱いて、キッス。体が、ピクンと反応した。
 舌が、口の中に入り、唇を舐められた。初めてのデイープキッス。
 ブラウスの上から、胸を撫でられ、「ア、ア、、ア」声が、出る。ブラジャーを外されて、口と指で,乳首を、丹念に愛撫された。
 ジン、ジン、ジン、と快感が、広がり、乳首が、硬くなり、身を捩って、耐えた。やがて、パンテイを脱がされて、脚を開かされて、クリトリスを舌と、指で、撫でまわされた。
 経験のない私は、信じられなかったんです。

 赤黒い、屹立したペニスを、目の当たりにすると、怖くなって、自然に、尻ごみして、脚を閉じようとしましたが、彼の身体が、脚の間にあるので、手で、陰部を、抑えました。
「許してぇ〜、本当に、私、初めてなの!」
「わかった、やさしくするよ〜」
 そう、いって、彼か、愛撫を、中断したんです。

「う、うん〜 貴方の〜欲しい!」
 つい、本音で、云って、しまいました。とても、恥ずかしかった。
 膣のまわりから、クリトリスを、愛撫されて、「ア、ア、もう、だめ!」って、叫んで、腰が、震えるのを、止められません。

「じゃあ、ゆっくり、はいるからね」
 膣口に亀頭が、入り、グイッと、硬くて、太いものに、膣が、押し広げられます。緊張して、のけぞる私。
 一寸、痛いと思う間に、頭を押さえられて、ペニスが、深々と、貫いてきます。

「ア、アッ」
 処女喪失、そう、思ってるうちに、激しい快感が、体全身を襲いました。今迄、経験のなかった快感。ア〜ァ、これが、オルガスムス?

「気持ちイイ?」
「ええ、いいわァ、とっても」

 身体を揺する彼の律動。深く結ばれた彼のペニスが、脈動して、射精が、はじまった。
 男の精を受けるのも、もちろん、初めて。
 ヒク、ヒクと、膣が、蠢く。恥ずかしい!。

「い、オマンコだよ、締まって」
 ペニスを抜かずに、また、律動を始めた。
 硬くて、太いペニスに、、膣を、かき回される。

 気持ち良くって、体の痙攣が、止まらない。体全体が、宙に浮いた感じでいると、再び、身体を密着されて、彼の、エキスが、迸り、射精された。
 ちょうど、何回目かのオルガスムスを迎えていた私は、意識が、薄れて、気を失ってしまいました。

 気がつくと、彼に抱きかかえられて、お風呂に、連れられてゆきました。膣からは、彼のドロっと下精液が、ドオリ、ドロリと、滴りました。若草のような香り。
 シャワーで、膣をきれいに、洗われ、陰部を舐められた時は、気持ちよくって、また、勃起してる彼のを見たら、欲しくなっちゃいました。

 ベットに戻り、愛撫が、続き、身悶えする私に「本当に、処女だたんだね? 処女膜が、半円形に綺麗の残ってたのに、さっき、お風呂で、見たら、2か所が、切れていたよ。僕が、破っちゃったんだね。痛かった?」やさしく、聞くかれに、「う、うーん、少し、痛かったけど、気持ちよかった。素敵だったわ。やさしくしていただいて、ありがとう」
 そう、云っちゃう私でした。

 念入りな愛撫に、身をゆだねていた私を、また、正常位で、犯してくれました。
 さっきよりも、安心して、ペニスを迎えて、気持ちの良い、性交が、続きました。

 また、オルガスムスのような快感の高まりが、私を、襲ってきた。
 彼に、がっちりと、抱かれて、「ほしい!」って、思ってるときに、力強く、膣の奥深くに、射精されました。

 そのあとも、後ろから抱かれて、もう、感じて、感じて、気が、狂いそうナ、最中に、続けて、2回も、射精されたんです。私は、疲れてしまいましたが、性的には、大満足でした。
 ゴルフで鍛えた彼は、筋肉も、弾力があり、お腹も、出ていません。
 お歳よりも10歳は、若い感じで、何度も射精を繰り返していても、す具に、よみがえり、ペニスは、衰えません。

 本では、男性は、1回の性交で、終わる人もいれば、若い男性でも、続けて、4回も、5回も、射精できる人は、あまり、いないと、書いていましたが、本当に、彼は、タフでした。
 その夜は、彼に、抱かれて、ぐっすり、休みました。

 翌朝、朝食前に、朝立ちのペニスを握らされたので、欲しくなって、私から、求めちゃいました。
 愛撫されて、再び、イッパイ、彼のエキスを、いただきました。朝食の後、もう一度、抱かれて、オルガスムスを感じた後、射精してもらいました。これからの、お付き合いを、約束して、お別れしました。
(心に残る最高のセックス掲示板より 2011年4月21日)

 
 処女なのに、あっと言う間に感じてしまう。オルガスムスに達してしまう。ちょっとばかり耳年増になってて、オナニーで鍛えられてて……。もしかしたら、これくらいの年齢で初体験する方が、幸せなのかもしれませんね。16歳の初体験では絶対にたどり着けない境地に達しているように思います。

 
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