狙われた帰宅途上のOL(3)

Novel:峰しずく   Photo:fairy-tale 淫夢  Model:AYAKO

 


 あたしのアソコはもう十分に濡れ、熟れ、そして広がっていた。
 男のモノを咥える準備は完全に整っていた。
 あとは傷口を埋めるように、あるいは宇宙船が母星に帰還するように、つまりそれが本来あるべき場所に収納されるだけだ。
 男はあたしが誘うままにインサートし、そして何度も何度も腰を突き上げた。
 その度にあたしは喘ぎ声をあげた。
 男のピストンはただ激しいばかりで単調だったが、今のあたしはそれが一番嬉しかった。一切のテクニックを排し、ただ性器と性器が擦れ合い、最大限の快感を引きずり出す。
 あたしは星空を見上げながら絶叫した。イッたのだ。
 しかし、それでも男は腰を振り続けた。
 指使いが不完全だったとはいえ、多くの男が白旗を掲げるあたしのフェラテクにも、射精しなかった男だ。さすがに強い。あたしがイこうがおかまいなしに腰を振り続ける。あたしは2度3度と上り詰めた。
 パワー全開のピストンを延々持続させながら、あたしがもう何度イッたかわからなくなったころ、男もあたしの中にザーメンをタップリと注ぎこんだ。
 それは子宮口を叩きつけるような勢いだった。
 どん、どん。
 大太鼓を叩かれているようだった。

 マンションに帰宅したあたしは、夕食の準備を始めた。男はあたしの後ろに立っている。
「レイプごっこなのに、服を破らないように気を使うのは不自然だったわね」と、あたしが言った。
「それより、腹減ったよ」と、主人は言った。
「クリームシチューのもと、拾ってくるの、忘れてたわ」
「おいおい、じゃあ、シチューにならないだろ?」
「大丈夫。固形ブイヨンがあるから。水煮にはならないって」
「ならいいけど」
「すぐできるわ。食事をしたら2回戦にしましょう」
 あたしは、「あ・な・た」と甘い声を出した。

 

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