語り部は由美
高校1年生 夏の火遊び(4)





 人々の視線で身体が焼きつきそうだった。好奇の目。蔑みの目。遠目には過激な水着っぽく見える真っ赤な下着。だけど、ちょっと視線を止めればそれはアンダーウエアだとわかる。タップリと肉がはみ出す小さなブラとスキャンティー。人々の視線は布地を通り越し、肌を透視されているようだ。いや、それすらも越えて、心の中まで。
 淫乱。露出狂。変態。色情魔。
 男達はさりげなさを装いながらじりじりとわたしを見物するために近づいて来る。けれど、一定の距離を保ち、それ以上接近しようとはしない。
 ヒューヒューなどと言いながらはやし立てる奴、うさんくさそうな目で見る奴、ハッと視線をそむける奴、擦れ違ったあとも振りかえってジロジロ見る奴。
 わたしは、わたしの中の全てを強烈に視姦される。
 複数プレイなんてめじゃないほどの、数え切れないほどの男達の視線。わたしを熱くする。
 わたしの中の、冷静な部分が、悲鳴を上げる。恥ずかしさに悲鳴を上げる。行為に酔っているわたしを否定する。今すぐこの場を走って逃げ去りたいと切望する。でも、トロケそうなほどに熱くなってゆく体の中心部が「もっともっと」と訴える。精神のバランスが崩れてゆく・・・
 
 砂浜の終端までわたしは歩いた。堂々と。胸を張って。一定のペースで。
 砂浜の終端部は岩肌が剥き出しになっている。いくつかの岩を越えて、砂浜に戯れる人々の視線が届かないところで、ようやくわたしは腰を降ろした。緊張が全身を包んでいたことに気が付く。大きなため息をついて、力を抜く。
 「ふうーーー」
 背後には海岸沿いの道路があるけれど、5メートルばかり高い位置にあって、振りかえっても堤防しか見えない。時々車の音が聞こえるだけ。目の前には遠くまで海原が広がっている。波の音と水面の輝き。
 「あー。めっちゃ恥ずかしかった」
 わたしは独り言を言った。
 まとわりつく視線がなくなって、ようやくわたしは開放感を味わった。スリルはあったけれど、ばかばかしいことをしたと感じた。いっそのこと堂々と裸で闊歩した方がよっぽど気持ち良かっただろうなと思った。下着姿で歩くなんてただの馬鹿女だ。
 どうせここには誰もやってこないだろう。わたしはブラとパンティーを脱いだ。身体を締めつけるものがなくなって、なにもかもが楽になった。

 人の気配。
 だれ?
 海水浴場を横断して、最後にこの岩場に至る。ということを美由紀や梓は知っている。
 気配のする方を向く。
 「美由紀? 梓? どっちでもいいけど、もう勘弁って感じ。水着、持ってきてよ」
 わたしたちは砂浜にレジャーシートを引き、その上にビニールバックを残している。そこには普通の水着もおいてあるのだ。
 「違うよ」
 ボソリと呟いたのは、男の声だった。
 え?
 岩陰から顔を出したのは、冴えない風体の男。昨日の男たちのように、どこかカッコイイとか、おしゃれな感じがするとか、男っぽいとか、そんな印象をいっさい与えない。20代前半だろうとは思うけれど、ずんぐりとした中年体型だ。いや、中年体型が悪いと言ってるのではない。そこに男として、人としての迫力や年季が感じられれば。しかし、そこにいる男はそうではない。ただ、ダラダラと過ごした結果、そうなってしまったと言うような雰囲気を漂わせ、オロオロとした表情の中に目だけがギラギラしており、絶対女の子に好かれないタイプだった。
 「い、いや・・・・」
 わたしの口からかろうじて発する事が出来たのは、それだけ。
 「な、何が嫌なんだよ。俺は何もしていないし、何も言ってない」
 そう主張するブヨ男は、しかし全身から「やらせろ」光線を発散させている。
 「い、いや、こないで・・・」
 「うそつけ・・・。や、や、や、やりたいんだろ?」
 夏の太陽が照り付けているというのに、冷蔵庫に放り込まれたようにわたしは全身が冷えてゆくのがわかった。無意識のうちに後ずさりしたらしいが、何しろ岩場、しかも座りこんだままだ。背中に岩があたってそれ以上さがることが出来なかった。立ち上がってダッシュして逃げることも出来たはずだけれど、冷感と恐怖で身体がすくんでしまった。
 胸とアソコを手で隠すのが精一杯だ。
 「来ないでってば・・・」
 「やりたいんだろ? わかってるよ。やらせろよ」
 ブヨ男はじりじりと迫って来る。

 やられてしまった。
 情けないことに、わたしはそいつを受け入れてしまった。
 身体がすくんで抵抗ひとつ出来なかったけれど、もちろんわたしはただ身体を横たえていただけで、男に何かをしてあげるということはなかった。けれど男はわたしの中で必死で腰をふった。
 「ほら、こんなに濡れている」とか「ビチョビチョ音がしてるよ」とか「締まる締まる、いいおまんこだね」とか、「嫌がっても感じてるじゃないか」(事実感じていたけれど)とか、いつもならそういう卑猥な言葉により高められていくのに、嫌悪と吐き気がするばかりだった。
 終わった後は、男はさっさとどこかへ行ってしまった。いくら嫌な相手でも、身体を交えてしまえば、許せる面もある。けど、それは、終わった後にほっこりとくつろいだ気分になるとか、それなりの余韻があれば、ということである。こんな風にやり逃げされたんじゃ、ただのレイプだ。ううん、レイプ以下。レイプだったら、わけわからなくなるほどズタズタにして欲しい。身も心もそのセックスに夢中になれれば、もはやレイプじゃないしね。
 そういう意味でも、このブヨ男との交わりは最低だった。

 わたしは下着を身につけ、ビニールバックのおいてあるレジャーシートを敷いたところまで、砂浜を走った。さっきとは裏腹に、身体を前かがみにして、人目をはばかるように。美由紀と梓は泳ぎに行ってるのか、誰かにナンパされている最中なのか、姿が見えない。
 ここで全裸になって着替えるわけにもいかないから、上からスッポリとTシャツをかぶった。そしてブラを外して、水着のそれと交換した。下半身は腰にバスタオルを載せて隠し、着替えた。
 砂浜に「ちょっと疲れたから宿に戻ってるね。由美」と書いた。

 海の家のシャワールームを覗いたけれどなんとなく清潔感に乏しかった。早くシャワーを浴びたかったけれど、それは宿に戻ってからにすることにして、とりあえず海に入った。パンティをずらして指をアソコにいれて、中に残った男のエキスを掻き出す。ドロリとしたものが水中に漂ったけれど、波にもまれてどこかへ行ってしまた。海を出て、砂浜の後ろの海岸道路に上がり、わたしは宿に向かって歩き始めた。でも、わたしは宿にたどり着くことが出来なかった。

 海岸道路をしばらく歩き、山側に折れたところで、わたしは一人の男性に話しかけられた。両側をとうもろこし畑に囲まれたのどかな道だ。わたしたちの宿は、海岸から少し離れている。いつのまに近づいてきていたのか、ちっとも気配を感じなかった。それは多分、わたしが他の事に気を奪われていたからだろう。早く宿に戻ってシャワーを浴びたい、と。
 その男性は、後ろからそっとわたしに声をかけてきた。
「キミ、だよね」
「え?」
 振り向くと、手を握られた。
「やっぱりそうだ。あの時の・・・」
「あの時って?」
 訊き返す間もない。
 その人はわたしの両肩に手をかけ、力任せにわたしをとうもろこし畑の方に押し倒した。抵抗する間もない。身体を支える所作をすることも出来ない。あっという間の出来事だった。
 身体がどんどん斜めに傾き、バランスを失い、とうもろこし畑に落ちてゆく。かろうじて身体をひねって背中から落ちることを免れた。
 そのわずかの間に、わたしは男が言った「あの時の・・」の意味を理解していた。「海岸を卑猥な姿で闊歩していた、あの時の女」だと思い当った。
「つ、つけてたの?」
「あれからずっとってわけじゃない。岩陰で違う男とアオカンはじめたからね。もう俺の出る幕じゃないと思って引き返した。けど、さっき見かけてから、もしやと思って付いて来た。人影の少なくなる方に来てくれてラッキーって思ったよ」
 

 ごく普通にしゃべっていた男だったが、仰向けに倒れたわたしに馬乗りになると、態度が豹変した。
「大人しくしてろ。すぐ終わる」
 やさしく抱いてくれるならいいかなという気持ちになっていたわたしだけれど、脅迫めいた台詞に身体がすくんだ。でも、それとは裏腹に、甘い疼きが身体の中で起こった。
 獲物を射るような男の目がわたしの背筋をゾクゾクさせる。
「暴れるな。声を出すな。わかったな」
 芝居がかった言葉だなと思ったけれど、それが実際に自分の耳から頭の中へ入ってくると、恐怖がじわじわとこみ上げてきた。
「わかったよ」
 この男とここでエッチする。そんなの別に構わないわよ。そう感じていたはずだった。だけど、感じているはずだと思いこもうとしていただけなのかもしれない。男の態度は、ナンパではなく、レイプ。
 わたしは「わかったよ」と言いながら、首がガクガク震えていた。
 どうして?
 恐怖を感じているの?
 優しい言葉で口説いてくれるのなら、こっちからキスしてあげてもいい。フェラだってしてあげるのに。どうしてこんなことをするのだろう? 自分に自身がないからなのだろうか。
 でも、そうじゃなかった。
 この男がレイプもどきの台詞を吐くには理由があった。仲間がいたのだ。
 「おい」と、男が言った。するとガサガサと草をかき分ける音がして、違う男が二人やって来た。ええ? 待ち伏せされていた?
 
「悪く思うなよ」
 最初に声をかけてきた男が言った。
「やっぱり、つけていたのね」
 わたしはかろうじて声を振り絞った。
「だから、最初からそう言っただろう? 一度は諦めたけれど、キミが一人で海から帰ろうとしてるのを見て、後をつけたって」
「だったらどうして、こんな・・・、どうして一人じゃないのよ」
 あはははと、あとからやってきた男が笑った。右手に掴んでいたものをわたしの目の前に出した。トランシーバーだ。
「そ、そんな、もの」
「だから、悪く思うなって、言っただろ? 最初から俺達は、こういうことをするつもりで、準備万端整えて、獲物を探していたんだよ」
 ささーっと血が引いてゆくのがわかった。
「お、お願い・・・・乱暴、しないで・・・」
「それは、キミ次第だよ」
「わ、わたし。淫乱だから。ね、乱暴しないでくれたら、ちゃんとしてあげるから・・・」
 いったいわたしは何を言ってるんだろうと思った。恐怖でおかしなことを口走ったのか、本気でやさしく輪姦されたいと感じていたのか、わからなかった。
 男たちはニヤリと笑った。
 ブラとパンティーをはぎ取られた。わたしはされるがままにしていた。抵抗すればどうなるかわからないという思いの一方で、無茶苦茶に蹂躙されたいという官能の一片が芽生えていた。一気に手が伸びてきた。好きなようにされて構わなかった。岩陰でのセックスがあまりにもつまらなかったからだろう。
 指が舞い、掌が翻り、舌が這いずり回った。舌が這ったあとには粘っこい液体が残り、そこにまた違う何かが触れてくる。
 美由紀が体験したような楽しい4Pなんかじゃない。
 欲望だけを満たすために、かわりばんこに男達はわたしの身体に入り、かき回していく。わたしのことなんかお構いなしで、ただ腰を振り続ける。出したら交代だ。ただの性欲処理女。身体だけが目的の男たち。そんな男たちに抵抗もせず、ただされるがままになっている可愛いわたし。
 一人がわたしに挿入すると、そうでない二人にわたしの体は弄ばれる。アソコよりも、体中をいやらしく動き回る手や舌に感じていた。アソコはもう感覚がほとんどない。とろけてしまったようだ。突き刺さったそこを中心に波が広がるように同心円上に快感が全身を襲う。こんな感じ、初めて。初めての感覚。昨日、2人。今朝、一人。岩陰で一人。そして、今、3人にまとめて襲われている。たった二日で合計7人。色々な男がわたしに色々な気持ち良さを刻み付けていく。ああ、たくさんの男たちにやられるのって、ステキ。
 だんだん自分がおかしくなっていってるのを自覚した。下着で海岸を歩き回って、視線で感じたときのように。いやらしいことだけで頭の中も身体の芯も占められる。「なんて恥ずかしい事をしているんだろう」って、冷めて馬鹿馬鹿しくなったのが嘘の様に、わたしの全てが淫乱に彩られてゆく。
 全ての細胞の表面に鳥肌が立つ。されるがままに快感を享受して、気が遠くなったり近くなったりする。
 わたしの中に入っていた男が、ひくひくと膣の中で痙攣した。また、来る、と感じた。穴の中は既に吐き出された液体でザーメンの海だ。誰一人として避妊なんてしてくれない。レイプなんだから当り前だ。
 しかし男は、発射寸前に、抜いた。そして、顔にかけられた。次に胸、そして、お腹。合計3回。わたしの肌は屈辱の白濁色で彩られた。中で出されるよりも屈辱だなんて感じたのはなぜだろう?

 ザーメンにまみれたというのに、違う男が平気でわたしの上に重なってくる。軽くあてがわれただけなのに、ズルズルと男はわたしの中に吸い込まれた。もうガバガバになっていた。そして、そのままの状態で、私達は他の二人の手によって180度ひっくり返らされた。わたしが上、男が下。その状態で、もうひとりがわたしのお尻に入ってきた。
 ええええ!!!!!
 お尻の経験はそんなにない。苦労することの方がまだ多い。なのに今日はすんなり突き立てられた。あまりにもたくさんの手によって同時に責めたてられていたから感覚が麻痺しているけれど、そういえば誰かが執拗にわたしのアナルを揉み解していたことに思い当った。
 サンドイッチ状態になったわたしは、わたしの中で二本の素敵な棒が、ぐっちゃぐっちゃと内蔵をかき回す。
 顔だけ横を向かされ、3本目が口の中に入ってきた。
 快感の波が押し寄せて、押し寄せて、押し寄せて、引かない。
 イッたその状態から醒めずに、さらに上り詰めてまたイッてしまう。
 ヴァギナの男と、アナルの男は、てんで勝手に欲望のままに腰を突き上げて来る。膣の中で性器と性器が摩擦し、肛門はめくれあがるほどに熱く蹂躙され、直腸の襞をかき回された。おちんちんの長さなんてたかが知れているのに、内蔵を丸ごとぐちゃぐちゃにされているようだった。それがまた、ものすごく、感じる。喉の奥につきたてられた3本目のペニスは、吐き気がするほどだ。そうやって痛めつけられていると思うと、また感じて、すぐにイッてしまった。
 ああ、もう何度目だろう。
 男たちがどのようにローテーションしたかもわからない。気がついたら抜かれ、そして差されていた。
 こんな状況でイカされたことがたまらなく悔しく、その悔しさが感度を上げる。
 どうして?
 3本のペニスと、6本の手と、3枚の舌で、わたしはイッてイッてイカされまくってしまった。
 だめ、壊れちゃう。
 ついに、わたしは、失神した。

 わたしはまともに歩けなかった。
 立ち止まり、しゃがみ、そしてまた立ち上がって足を引きずりながら何歩か進む。力が入らずにまたかがむ。細胞が溶けてしまっているのだ。
 記憶の中の快感が身体の中をざわざわと通り抜け、その度に歩けなくなる。
 宿には小さな庭があり、水撒き用の水道がある。ホースがつながっている。ようやく宿に帰りついたわたしは、蛇口をひねりホースの先を自分の身体に向けて、トウモロコシ畑の土を洗い流した。
 庭石に座り水が乾くのを待つ。
 身体の火照りが醒めてきて、わたしはバカなことをしたなあと少し後悔した。
 あんなひどいシチュエーションで興奮しまくった自分を嫌悪した。
 夏の陽射しと気持ちのいい風になぶられて、身体を乾かしたわたしは、宿に入って、もう一度シャワーを浴びた。熱い飛沫が身体の表面を駆け巡り、ようやくわたしは落ちついた。
 何も食べていなかったけれど、どこかに出かける気力はなかった。部屋でゴロゴロしていたら、うたた寝をしてしまった。

 夕方になって美由紀と梓が帰ってきた。
「なあんだ。別行動でやりまくってるのかと思ったら、お昼寝?」と、梓。
「結構いい3人組見つけたよ。また花火の約束したから、晩御飯食べたら行こう!」
 美由紀に誘われるて、アソコがジュンとする。信じられない。決して楽しいセックスじゃなかったはずなのに、余韻がまだ残っていて、それが新たなセックスを求めている。ああ、わたしって、どうしようもないスケベ。
「どうしようかな。なんだか腰とかだるいし」
「だけど相手3人だし、最終的に断ってもいいから、花火には来るだけ来てよ」と、美由紀が懇願する。どうやら、3対3で楽しくやろうという約束になっているようだ。
「そうねえ」
 わたしが渋っていると、追い打ちをかけた。
「あんた午前中すごくエッチなカッコしてたでしょ。アレ見て、あんな子がいいなあ、ってそのうちのひとりは言ってたんだよ。あの子は私達の友達です、とは言わなかったけれど、『私達、もうひとりツレがいるの。その子はあんな感じだよ』って言ったら、すごく喜んでさあ。ねえ、お願い」
 わたしは心が動いた。
 冷静になればあんな変態露出女を相手にしたいなんて男の子はあんまりいないのかもしれないと思う。なのに、あんな子がいいなあ、か。
「わかった。行く。でも、晩御飯いらないから、少し休ませて」
「何でそんなに疲れてるの? やりまくった?」
「もう今日だけで4人とした」 
「すげー」
 天井を見上げた梓は、「じゃあ、合計7人じゃんか」と、言った。なに数えてるんだよ。

 美由紀と梓はご飯を食べに行ってしまった。
 わたしは再びごろりと横になった。わたしも食べようかな、お腹空いたな。ちょっとだるいけど。
 だるさを上回るほどの空腹感に、朝から何も食べていないことに気がついた。朝食をすっとばして朝ホテルの駐車場でやって、そのあと不細工な男とやって、それから3人組にレイプされた。お昼ご飯も食べていない。
 なんか飲んだ? それも記憶にない。口にしたのはザーメンだけだった。
 今日は一日中エッチばかりして、なにも飲み食いしていません。わたしの胃の中には精液しかありません。
 また興奮してきた。
 男の子のエキスだけで満腹になりたい。
 わたしって、変態だ。
 ドキドキする。
 やっぱり、花火へ行こう。そして、わたしのことをいいって言ってくれている男の子のザーメンをたっぷり喉の奥に流し込もう。
 ナンパでもレイプでも輪姦でも、もうなんでもいいやと思った。
 これだけやりまくったら、特定の男性との愛のあるセックスなんて、何の意味もない。わたしを求める男は全て受け入れちゃおう。