転校生との懐かしき思い出  by 源三





 

 今から10数年前の話ですが…

 当時高1だった俺は、彼女ができて3ヶ月が過ぎていた。
 彼女だった千穂は他県の中学校から入学した子で、友達も少なく、よく2人で休み時間や弁当の時間をすごしていた。
 ある日の昼休み、2人でいつものように屋上ですごそうと屋上へ向かっていたら…

 屋上への扉が開いていて、2人は「誰かいるのかな?」と近づくと「ああーん」という声が聞こえてきて…
 そっと覗くと、たぶん上級生のカップルがいて、男の手はスカートの中でゴソゴソと動いていた。女の足首には水色のパンティが絡まっていて、何をしているのかは童貞の俺でもすぐにわかった。

 彼女は握っていた俺の手をさらに強く握ってきた。
 俺たちはその場で、キスをして…思い切ってセーラー服の上から胸を触ってみた。
「ムニュ」っていうこの世のものとは思えない柔らかさにびっくりした。
 彼女の口からはため息のような吐息が漏れてきて…それの興奮した俺は今度はセーラー服の中に手を入れてブラジャーの上から直接触ってみた。
 きっとレース地のブラジャーだったのだろうが、そのざらざらした感覚と、指先に感じる素肌のすべすべ感に興奮は最高潮に…「痛いよ」と言われてしまった。
「今日、うちに来ない?」彼女に言われ即OKした。

 学校帰りにそのまま彼女の家へ。
 彼女の家には誰もいなくて、初めて入る女の子の部屋に緊張した。そしてこれから起こるであろう展開にも緊張していた。
「部屋きれいだね」
話しかけても彼女は下を向いたまま返事をしない。2人とも無言でなんともいえない苦しい時間が過ぎていった。
「今日の先輩たち、すごかったね」耐え切れず話しかけると、「うん、びっくりだったね」ようやく下を向いたままの彼女が答えてくれた。

 また無言…

 彼女もつらいんだ、なんて勝手に解釈し俺は彼女を抱きしめそのままキスした。
 さっきと同じように胸をもんでみる。今度は痛くしないようやさしくくすぐるように触ってみた。
「あ…」彼女の声は俺の指がブラジャーの隙間から、乳首に触れた瞬間聞こえた。
 頭の中で必死に友だちから借りたHのマニュアルを思い出していたおれは、片手でブラジャーをはずそうとするがうまくいかない。あせって余計うまくできない。彼女は俺に背を向けた。
「怒ったのかな?」
 違った。
 彼女が自分からセーラー服を脱ぎブラジャーをはずして胸を隠すように背中を向けたまま、じっとしていた。俺も、学ランとTシャツを脱ぎ、お互い上半身裸で俺は後ろから彼女を抱きしめた。

 抱きしめた俺の腕ががくがく震えていた…恥ずかしかったけど、止めることができなくて…彼女は思わず「うふふ」と笑ってた。
 彼女の笑顔を見て腕の震えは止まった。
 リラックスした俺は、彼女と向き合いそのままベットに倒れこんだ。
 彼女の体は温かくて、柔らかくて、イイ匂いがして、俺は全身にキスをしていた。こんなに彼女を愛しいと思ったことはなかった瞬間だった。

 スカートをまくって、白いパンティを見たときは俺のチンコは今までにないくらい固く、でかくなっていた。そして先からトロトロと先走り汁が出ていた。
 彼女のパンティの中に手を入れたとき、柔らかい毛がとても少なかったのにドキドキした。さらにその奥へ指をすすめると、ヌルっとした感触とともに今までに触ったときのことがない柔らかく一生忘れることのない感触が、俺の指を包んだ。

 彼女、千穂のあそこはヌルヌルしてはいるが、今思い出すととてもさらさらもしていた気がする。
 早く下着を取って千穂の濡れたあそこを見たいという衝動に駆られるが、指が小さい突起に触れたときの彼女の反応にその衝動を後回しにしてもよい、と思った。
 俺の中指が偶然千穂のクリトリスに触れたとき「あっ…」という声とともに全身がピクンと跳ね上がる。
「ハアハア…」といいながら俺の腕を強く握ってくる。

 今度は偶然ではなく意図的にクリトリスを触ってみる。
「あんっ…」すごくかわいい声にヌルヌルした指をさらにクリトリスにこすりつけてみる。
「あっ、あっ、だめ、おかしくなっちゃうから…だめ」
 今だったらとことん言葉攻めをしたくなる場面だが、当時は「千穂、すごくかわいいよ」と中断されないよう必死にご機嫌を取りながらの声かけしかできなかった。
 俺の手は甲の部分がパンティの裏地に当たり冷たく、手のひらのほうは熱く濡れた千穂のあそこに当たる。
 俺は下着を脱がしにかかる。きっと恥ずかしがると思い、俺が先にトランクスを脱いで見た。千穂の視線が恥ずかしいが、ここは我慢だ。
 下着を脱がすとき、千穂が腰を上げて協力してくれたことがすごくうれしく、俺に勇気を与えてくれた。

 手の感触どおり、千穂のそこは毛が少なく飾り程度のものだった。しかし当時はヘアヌードなどなく、エロ本では見えない毛が目の前にあることに純粋に感動した。
 千穂は目をつぶって毛を手で隠した。
「恥ずかしい?」
 黙ってうなずく千穂。
 今すぐ両足を広げ、顔をうずめたかったが我慢して、もう一度キスから始めた。
「大丈夫だよ。俺も何も着てないよ。千穂、すごく綺麗だよ。大好きだよ。」
 思いつくまま声をかけた。手は千穂の胸を揉みながら…

「ハア、ハア…」
 千穂は黙って俺を抱きしめている。
 乳首を舐めてみた。
「あっ…」コリコリした乳首を吸ったり舐めたりしていると千穂は俺の頭を胸に向かって押し付けてくる。
「気持ちいいんだ」俺はうれしくなった。

 手は再びクリトリスへ向かう。さっきよりも濡れている感じだ。クリトリスも大きくなっているようで「あっ…気持ちいい、おかしくなりそうなの。あっ、あっ、だめ、知らない…」
 体がピクピクしながらもかわいい声を出す千穂。
 普段の声とは全然違う甘えたような、色っぽい声にふと冷静に女って不思議だな、と思ったことを覚えている。

 俺は、千穂の手を握ってちんぽに導いてみた。千穂は一瞬びっくりしたようだが、しっかりと握ってくれた。とても温かく、自分以外の手に握られる初めての感覚に酔った。
「どうしたらいいの?」
 千穂の手を上から「こうゆう感じでしごいて」と動かす。
 千穂は壊れたら大変とばかりに優しくそっと動かし始める。直接的な快感が下半身可能に一直線に伝わっていく。「ウウ…」思わず声が出た。
 千穂の手が止まり「ごめん、痛かった?」
「違う、気持ちいいんだよ」と言うと再び千穂の手が動く。千穂の触り方が強くなかったので、何とか射精せずにすんでいる感じだ。

 千穂のクリトリスを触っているうちに「ねえ、ダメ、本当にダメ、どうにかなっちゃう。おかしくなっちゃう、いや、ああ、ダメ、もう知らないよ、ダメなの、ああ、あああ」
 ピクピクしはじめてそのうち「ウゥ、いやああ…ううん」と体をのけぞらして動かなくなった。
 俺は、千穂がいったのだ、とは思わず何がおきたのかわからず、一瞬びびっていた。

 しばらくして千穂が「いっちゃったみたい…」と顔を真っ赤にして言ってくれてようやく理解できた。
 うれしく再びクリトリスを触るが千穂は「もういい」と言い腰をくすぐったそうに動かして逃げてしまった。
「それよりも…いいよ、しても…」と。
 俺は「本当にいいの?」と(本当は今すぐにでも入れたいのだが、なぜか冷静を装ってみた)
 無言でうなずく千穂。
 脱いだズボンのポケットから財布を取り出しコンドームを付ける。(今思えばものすごくマヌケな時間)
 黙って、待っている千穂。目は閉じている。
 一度キスをしてから、千穂の足を広げる。
「恥ずかしい…」
 手で顔を覆っている千穂。
 千穂のあそこは濡れて光っているが、その構造はとても単純に見えた。
 ビラビラもほとんど無く、筋がたてに一本あり、その上にちょこんとクリトリスがついている感じ。下には少し黒ずんだおしりの穴が見える。
 そっと一本の筋を広げてみる。「あっ」  するとぬらぬら光ったあそこの中が丸見えになった。そこは表面のピンクとは違い赤くなっていた。手で触ってみると指が吸い込まれる部分があり、ここに入れるのだ。と確認してから、ちんぽをそこに当ててみる。
 そのまま腰を押し込んでみるが入らない。
 何回かしているうちにヌルっと先が入った。
 俺はうれしいというよりもホッとした。

 しかし、入ると同時に「うっ」と千穂がうなった。さらに奥に入れると「ちょっと痛い」と言う。
「我慢できない?」
「ううん、大丈夫。でも優しくしてね」
 そっと徐々に腰を奥に入れてみる。根元まで入ったときは千穂はうっすら涙を浮かべていた。

「痛い、大丈夫?」
「うん、ちょっと痛いけど大丈夫、でもうれしいよ。」
「千穂、大好きだよ」といい、キスをしてから、少しずつ動かし始めてみる。
 千穂はAV女優みたいな声を出すわけでもなく、痛みをこらえている感じだが俺はものすごく気持ちよかった。
 頭の中ですぐにいってしまっては恥ずかしい、と思いながらも早く終わったほうが、千穂がいたい思いをしなくてもいいのかな? とか思っているうちにいきそうになってくる。

「千穂、いきそうだよ」
「うん、いいよ」
 俺は、ちょっとだけ腰の動きを早くする。
「あっ、あっ」控えめな声が聞こえ(本当は感じているのではなく痛かっただけかもしれないが)俺の興奮は最高に達し、コンドームの中に精子を放った。
 ちんこを抜くとコンドームに血が少しついていた。ティッシュを千穂のあそこに当ててふいてあげる。ヌルっとした感触とともに赤くなったティッシュをもう一枚上からくるんでゴミ箱へ。

 その後裸のまま抱き合いながら千穂と話をした。
「痛かった? 大丈夫」
「こんなに痛いとは思わなかった」
「ごめんね」
「ううん、うれしかったから我慢できたよ」
「これからもずっと仲良くしようね」
「うん、わたしもずっと大好きだよ」

 結局、高校3年間付きあい続け、卒業し遠距離恋愛になり別れてしまった。その間、何百回とHをした。
 今では結婚して子どもが2人いるという。そして俺も結婚している。とてもよかった初体験のおかげで、Hに自身が持てるようになったかもしれない。

 長くなってしまいましたが、最後まで読んでくれてありがとうございます。
(男の子の初体験掲示板 003/05/14&18)

 
 う〜ん、これは……。理想的な最高の初体験だったじゃないですか。しかもその後、ふたりで長い間愛をはぐくんで……。誰もがこういう初体験を迎えてくれたらいいのにな、とか思う管理人でありました。

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