昭和の想い出、その後(2) by ハル その9





 





 管理人様。いつもコメントありがとうございます。共感して頂き嬉しいです。
 私も管理人様と大人のえっちをしてみたいですw
 でも今は体力が持たないかも(苦笑)

 それはさて置き。私が22歳位の社会は景気MAXで、バブル最盛期。街ではオシャレな男女がかっこいい車に乗り、イタ飯、ディスコ、シティホテルでえっち。『愛人バンク』なるものまでありました。
 当時の感触として、女性の買い手市場と男性の売り手市場の需要供給バランスが良かったような気がします。
 ああ、懐かしいw

 私もそれなりに彼がいたりいなかったり。えっちはやっぱり感動がなくて、まるで儀式かスポーツの様に『こなして』いました。
 正直もうどうでも良くなり、自分が発情している時以外はマグロな私。スレてしまいました。

 そんなやさぐれた私にある日天啓がっ!
 そうだっ、年下の童貞君に自分好みのえっちを教えよう。逆光源氏作戦です。
 考えただけでワクワクしました。

 それから『男紫の上』の物色が始まり、外見も性格も良い童貞の男の子と仲良くなりましたが、年齢が18歳で高校3年生。
 その頃淫行条例はまだありません。でも流石に4歳年下に私の良心が葛藤しました。

 ありがたい事に、ヤりたい年齢の男の子には私のスケベ心など以心伝心。
「ハルさん、好きだ。付き合って欲しい」
 真剣に見つめられて好みの男の子にそんな事言われたら、良心なんて木っ端微塵。好き嫌い以前にえっち目的とは言えなかったけど、付き合う事になりました。

 部活も引退して付属だから進路も心配ないらしく、暇を見つけては会いたがります。
 1ヶ月位して、私からキスしました。陸上部で鍛えた身体からはフェロモンでしょうか、あまーい汗の匂いがしました。
 力任せに抱きしめられて、彼の純情さに後ろめたくなります。

「E君、一緒にお風呂に入らない?」
 そんな言葉で彼を誘い、近くのホテルに入りました。

 ホテルのエレベーターの中でガチガチの彼の手を握ります。汗びっしょりなのに指先が冷たくて、E君の緊張が伝わり愛おしくなりました。

 部屋に入り、まずはどちらからともなく抱き合いました。
 私より背の高い顔を両手で包み、優しいキスから舌を入れて絡ませます。
 E君も初めてながらも、情熱に任せて応えてくれます。彼の心臓ばくばくも伝わり、久しぶりに感動しました。

 私は、彼の『初めて』がいつまでもいい思い出になって欲しい、そんな気持ちになりました。

 彼の右手を私のおっぱいに誘導すると、強張った掌がぎこちなく動き始めます。
 唇を離し、「ゆっくり、ゆっくりね」ニコッと笑いかけました。
「ハルさんの胸を見たい。見せて」と言われ、「いいよ、洋服を脱がせて」

 私のブラウスのボタンをひとつひとつ外しますが、緊張のせいか時間がかかりました。
「焦らないで、ゆっくりね」
 彼のお尻をマッサージしながら、真剣な眼差しに再び感動します。

 私はベッドに腰掛け、彼はその前でひざまずいてブラを取りました。
「ハルさんっっ」
 急にタックルする様に私のおっぱいに吸い付いて、押し倒されました。
「あっっんっ、E君、あんっ」

 口に含んだ乳首を、がむしゃらにしゃぶります。
 もう片方はわし掴んで力任せに揉みました。
 それは技巧がない分、予想外の動きにすごく感じます。
「あぁ〜〜、E君、落ち着いて。あぁんっ。待ってぇ」

 彼の甘い汗の匂いが余計に火を煽り、彼の腹筋にぐりぐり押された恥骨の下がびしょ濡れなのがわかりました。でも流されるのもイヤです。
 彼も夢中で聞こえない様です。
「待ってっ」
 私は起き上がり、E君はその拒絶にびっくりしています。
「大丈夫、焦らないで、逃げたりしないから、ゆっくり、ねっ」

 そう、童貞君を仕込むキーワードは『ゆっくり』です。
 本能に任せたえっちもタマには悪くはないけど、相手の反応を楽しむ位の余裕がないSEXは女の子に嫌われます。
 最初が肝心。

 まだまだ続きます。
(心に残る最高のセックス掲示板より 2012年9月2日)

 
 つ、ついに、ハルさんが、童貞教育に乗り出しました。そう、キーワードは、「ゆっくり」なのです。とはいいつつ、大人になってそれなりに経験を積んだはずのおいらも、さて、ハルさんのような素敵な女性を目の前にしたら、大人のセックスができるでしょうか。ガキに戻ってしまうかもしれませんね。

 
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