9月、秋の訪れとデエト(笑)その1  by 蓮芭 璃玖 その46 





 

  去年の9月といえば、付き合って初めてのデエト。早く会いたくて、抱きしめたくて、抱きしめられたくて、胸がいっぱいだったのを覚えています。
 で、今回は3連休。9月は連休が多くてよいですね〜。土日月と、嬉しい3連休デエトとなりました。

 さてさて、まずはいつもどおりの時間起床して(5時起床です)シャワー。
 デエトに向けての最終ボディチェックと称し念入りのボディケア。
 おなじみLCのプエラリアローションは本当良いのです(LCの回し者じゃないですよ)
 髪の毛は自然乾燥派ですが、時間に余裕がないのでドライヤーでさっと乾かし、ストレートアイロンでまっすぐなサラサラヘアー。
 ほのかにオレンジの香りのする整髪料を軽く付けて、お着替え。今回は軽く冒険してみたのですが、それについては後ほど(笑)

 朝8時初の高速バスに揺られて10時に旭川に到着。
 イオンで待ちぼうけですが、いつもスタバなので今回は別のカフェに。
 キャラメルホイップラテを味わいながら、彼にメールをしてネタ帳を開きます。
 といっても、レザークラフトの図案帳なんですけどね。ちょっと忙しくてなかなか取り掛かれないのが不満です。今のところはキーホルダーのみ。
 次は自分の携帯電話のホルダー、そして名刺入れに挑戦する予定です…が、そんな事どうでもいいですね(笑)

 11時少し前に彼から着信があり、合流。
 毎月装いの違う彼、いつみてもクールでかっこいいですvv
「あらBくん、それ買ったの?」
 似合うね〜と続けながら聞くと、少し嬉しそうに髪をなでなでしてくれました。
 黒い長袖のジャケットに、銀色の金具がついているのです。
 早速車の鍵を奪い、初めてのレザークラフト作品、ちゃちなキーホルダーを装着したら笑ってました。

 とりあえずはお腹もすいたことだし、ご飯を食べに行こう! と。
 毎回びっくりドンキーなので、たまには違うところがいいね〜なんて言いながら車を走らせること十数分。先月来た時にはなかったファミレスを発見したので、そこに入りました。
 ランチメニューが可愛かったです。ドリアのセットなんですが、パゲットがついていて。バターを塗ったパゲットにクリームソースたっぷりのドリアを乗せるとすっごく美味しかったです。
 胃袋が満たされると、スーパーでお買い物。
 夜は久しぶりに私の手料理でという事で。とはいっても、簡単な野菜炒めしか頭には浮かびませんでしたが。

 連休中の旭川は、21度くらいの気温で天気もよく、陽射しが心地良い日が続きました。
 真昼間から缶ビールを手にし、二人でまったりとDVD鑑賞。
 3月生まれの私ですが、仲のいい友人が、買っていたのに渡すのを忘れていたとかで先日送られてきた代物です。ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス、大好きな映画です。
 ビールにポテトチップスをつまみながら、時折キスをしたり胸をもんできたりとちょっかいを出されつつ、約2時間の鑑賞。
 胸に手が伸びてきた時、ゆりさんの投稿とかぶるのですが冷たい指先にビクッと反応してしまいました。
 この時期になるともう、あっという間に手足が冷えて、わき腹とか太ももなどのあったかい場所に触れられるとヒヤッとしてしまいます。
 ちなみにビールは、私は半分しか飲めませんでした。苦いのでなかなかオンリーで飲めません(^_^;)半分はBくんに飲んでもらいました。

 先月のデエトと今回のデエトの合間に、彼のお部屋にはソファーが増えました。
 小さな簡易タイプのものなんですが、ほろ酔いでふわふわ気持ちよくなると寝転がりたくなってしまいます。
 陽射しの入り込まない室内は少し肌寒く、タオルケットをひざ掛け代わりにごろごろ。
 彼の膝(というよりはもう、アソコら辺なんですが)の上に頭を置いて、にゃーにゃー。
 ひじ宛の部分に頭をずらし、おいでおいでと彼を抱きかかえるような体勢になったり。
 この体勢はいいですね、彼が子供みたいですごく可愛く愛しく感じて。
 タオルケットを二人にちゃんとかけて、彼を抱き寄せたままうつらうつら。いつのまにか二人とも、静かに寝入ってしまいました。

 ふっと、目を覚ましたのはそれでも1時間経ってない頃合で。背もたれ側で私に寄りかかっていた彼が、どうも狭苦しさを感じてきたようでもぞもぞ。
「どうしたの?」
 聞くと、小さな声で、「ベッドに移動しよ?」と返してきました。
 あー、かわいいー(笑)

 二人してもぞもぞ身じろぎ、タオルケットを持ってベッドの方へ。
 私はショートパンツにニットを着ていたんですが、とりあえずニットだけ脱いでキャミソールとショートパンツに。
 タオルケットにもぐりこむと、Bくんは一度私の身体をぎゅっと抱きしめてきました。
「ちょっと肌寒いかなぁ…でもBくんの腕の中、あったかくて気持ちいいよ」
 応えるように、胸元に頭を寄せて息を吸い込む。
 Bくんのにおい、いつも付けてる香水の。

「Bくん、いいにおい」
 ちゅっと、優しくキス。
 中途半端に寝ていた所為か眠たくて、お互い構い合いながらもうとうと。
「璃玖…ん」

 この辺の記憶はおぼろげなのですが、いつものようにBくんの左腕を枕にして、キスとぎゅぅの繰り返し。
 しばらくはそんな時間を過ごしていたのだけど、Bくんの手の動きがだんだんと怪しくなってきました。
 私は途中から背を向けて、後ろから包まれるような体勢だったのですが、ふわりふわりと乳房をやわらかくもんできて。
 あー、なんか気持ちいぃにゃぁ…という感じでされるがままでいたのですが、Bくんは片手を太ももに移し、そのまま動かない。
「Bくん?」
 どうしたのかな? と思い声をかけると、なんだか眠そう…?
「眠いの?」
「んー?」
「眠いんだったらこのまま寝ても…」
 いつも疲れているBくん、今日は自分からはあんまり求めないでおこうと思っていました。
「いや、大丈夫…」
 大丈夫、という割にはやっぱり眠そう。

「もう、今すぐ寝る! っていうのを100ネムイとしたら、今は何ネムイくらい?」
「は? なにそれ、単位?」
「うん、眠い単位をネムイって」
 私もなにやら妙な事を言っていますが、某漫画の影響だったりします(笑)
「うーん…30くらいかな」
「30ネムイ? って、全然じゃないの」

 くすくす笑いあいながら、もぞもぞとBくんの方に向きなおし、しがみつく。キスをせがんで、身体をゆっくりと這う手のひらの感触に酔う。
 けれど、ぴたりと動きを止める手。
「Bくん?」
「どうしてほしい?」
「え?」
 またこれだ(笑)
「今日は、言わないと何もしてあげないよ」

 いつもじゃん、と思いつつも私はコレが苦手。うみゅー、にゃー、と誤魔化すもどうしても何もしてくれないので、諦めて耳元で、ぽそっとおねだり。
「お尻…とか、おまんことか、く、クリとか…さわって?」
 お願いすると嬉しそうな笑みを見せて、ゆっくり指定の場所を触ってきました。ただし、服の上から。なんだかとても緊張します。

「璃玖、最近ショートパンツ多いよね」
 ちゅ、と額に軽く唇を落としながらBくん。
「ん…好きでしょ?」
「好きだね、うん、可愛い」
 ショートパンツの隙間から指が滑り込んでくる。優しく撫でるような感じで、お尻の方へ…
「あれ?」
 ぴたりと動きが止まる。
「ん?」
 何かを確認するような、手つき。
 あ、わかっちゃったかな?

 ドキドキしな彼の反応を待っていると、Bくんは私の顔を見てぽつり。
「下着、はいてないの?」
「うう、ん、履いてるよ」
 戸惑いがちに答えると、Bくんはタオルケットをはだけ、私のショートパンツを脱がせにかかりました。
「Bく…」
 この日の私は、ちょっとした冒険をしていました。
 上はノーブラ、下は…
「あぁ…」
 Bくんの声が漏れる。
 私の下半身を見て、それからすぅっと太ももを撫でてきました。

「ちょっとくるっと回って」
「ふぇ?」
 促されるままに、ベッドの上でくるり。
 仰向けからうつ伏せ状態に。
 彼の手が、腰からヒップのラインを撫でてきました。

「ん…」
「いいね、これ…Tバック、買ったの?」
 そうです、下は黒いTバック着用だったのです。
「うん…Bくん前に、見たいって」
「そう…すごいイイ、可愛い」
 身をかがませ、チュ、と下着から露出したお尻にキスが降る。
「ん、や、あんまりじっと見ちゃ恥ずかしいよ」
 くすぐったさに身をよじらせると、すぐにきゅっと支えられて下着のラインに沿って舌が這ってきました。
「見られたかったんでしょ?」
 腰を軽く支えたまま持ち上げられて、そのまま四つんばいのポーズ。
「だって…Bくん、嬉しいかなと思って」
「嬉しいよ、可愛い、璃玖。今度は豹柄とかにしなよ」
「それは…考えとく」

 しばらくお尻を撫で回された後、あっけなく下着を脱がされて私は全裸。Bくんもおもむろに服を脱いで、再び二人並んでタオルケットをかぶさりました。
 見えないタオルケットの中で、優しい愛撫。乳房を静かに揉まれて、私もBくんの下半身のモノを触っていました。
 おっきくなってすぐのうちは、なんだかすべすべしていて触ってても気持ちいい。

「Bくんの、おっきくなってるよ」
「璃玖が触ってるから気持ちいいの」
「すべすべだねー」
「璃玖のおっぱいもすべすべだよ」
「ケアしてるからね」

 くすくす笑い合いながら、さわりっこ。
 その内に、彼の先端からトロリ。
「Bくん、なんか出てきたよ」
「出てないよ」
「出てるってば、ぬるぬるしたのが」
「璃玖の方がぬるぬるしてるよ」

 Bくんの手はいつの間にか、乳房から下半身へ。
 足の付け根から秘部へと移動し、クリトリスや入り口付近をこねるように指先で。
「ん…ふ、はぁ…」
 お互いに、手の動きがわずかに激しくなりました。

 時計を見ると既に15時、お互いに待ちきれなくなったように、そのままキスを何度もして、少しお口でぺろぺろしてあげてからゴムをつけて入れてしまいました。
 もちろん、というのも変な表現ですがいつものように私が上になって受け入れて、少し動いてから腰を軸にしてごろんと態勢逆転し、正常位。
 気持ちの良いセックスをして、彼が果てた後はぐったりと寝入ってしまいました。
 いつものコースですね(笑)

 とはいえ、ぐっすりと書きましたが実はそうでもなかったり。エッチの事後は身体が温まっている状態ですが、かいた汗が引くとひんやり。
 タオルケット一枚じゃなんだか肌寒くて、すやすや眠るBくんの隣で私はもぞもぞごそごそ。
 キャミソールと下着をつけて、トイレに行って戻ってきたらそのままタオルケットの中に。
 それでも寒くて、Bくんを無理やり起こして布団を出してもらいました(笑)
 そうしてやっと眠りについたのが17時。日付の変わり目まで、今度こそぐっすり夢の中でした。
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2007年10月8日)

 
 わ〜お。ノーブラに黒のTバック。いいねえ、いいねえ。しかも、キャミにショートパンツちゅうコーディネイトが最高やん。あ、浪漫はノーパンノーブラも好きだけどね。ま、どっちにしても、エッチに気合が入ってるって感じがして、そういうときにそういう格好してる女の子は大好きです。しかしまあ、時間の経過が完全に2人時間だね。セックスして夕方から夜まで眠って。そして、この後、何が起こるのかな? 世間時間から隔絶されて、自分たち時間で過ごすのって、ほんと、気分いいよね〜。

 
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