8月デエト、お盆休み初日  by 蓮芭 璃玖 その43





 

  私のお盆休みは、8月11日の土曜日から15日の水曜日まで。金曜の夜に、仕事を終えてそのまままっすぐ駅へと向かいました。旭川に着いたのは…20時くらいだったかなぁ?
 母親が迎えに来てくれて、そのまま実家へ。
 この、帰省の直前に彼から衝撃的なメールが来たのです…
 そう、25歳という年齢で尿管結石…仕事場でも上司や同僚が患っていたので、妙に可笑しいやら。とは言え、女心は複雑です。
 大丈夫? と言いながらもエッチは出来るのだろうかなどと考えたり(-_-;)

 実家で一泊して、お盆休み突入。土曜日は昼過ぎからお墓参り、そして夜には親しい友人たちとのいつもの飲み会。今回は、私の実家の隣にある、父の仕事場の駐車場で焼肉なのです。
 ブロックと板で椅子を作ったり、火をおこしたりと忙しい土曜日です。
 なかなか彼に連絡が取れず、実のところいつ会えるのかとやきもきしていました。

 とりあえずは夜の飲み会の買出し〜、そしてお墓参り用のお菓子を調達したり。そんな事をしている内に嫁にいった姉が、お墓参りに同行する為、子供を連れてやってきて。しばらくちびっこ(3歳と1歳未満の男の子)を相手に遊んだり…
 ちびっこは可愛いですねぇ、でも全力で相手をするのですっかり疲れてしまってました。
 14時ごろにお墓参りに出かけ、父方と母方の(今年になって父方の墓が母方の墓の近くに移ってきました)両方の墓を参ってその場で備えたお菓子を食べ、皆で記念写真を撮って終了。毎回お墓の前に皆で並んで写真を撮りますが、いつも期待を裏切ってくれます(笑)

 夜は飲み会、気の置ける仲間同士で食材を持ち寄り、お酒を飲みながらわいわい。
 ある程度食べて日の暮れた後は、お楽しみの花火。甥っ子も交えてなかなか楽しい時間を過ごす事ができました。
 この後は、父のお許しが出たので仕事場の休憩室にて飲みを再開。
 時間はあっという間に過ぎて0時ごろ、やっと彼が合流してきました。
 ただしお酒は厳禁、厄介な石持ちですから(笑)

 で、ここから色々あるのです。
 お酒は飲めないけれど、状況に応じてハイテンションになれるBくん。
 結構飲んでいて酔ってテンションの高くなっている私は、Bくんを自分の隣に招き、甘える甘える。どんなに酔っても自分のした事を覚えてる辺り、幸せなのか不幸なのか…
 それでも会えたことが嬉しくて、みんなの前でべったべたしてました。
 そうこうしていると、一人また一人と睡魔に負けてぱたりぱたりと横たわり、気がつけば起きているのは私とBくん二人だけ。
 と言っても、飲むと眠くなる私…胡坐をかいて座っているBくんのその膝を枕に横になっていました。
 彼がトイレに立つたび、「あー、りくのまくらぁ…」と言っては皆に笑われてましたが(-_-;)
 合流前まで寝ていたBくんはおめめぱっちり、膝の上でごろごろ甘える私の髪をなでたり、首筋をこしょこしょして猫のような反応を見せる私をみて笑っていました。

 と、最初はこしょこしょとくすぐり程度だったいたずらが段々エスカレート。
 皆寝ているとは言え、同じ明るい室内にいる中、Bくんはおもむろに私の服の中に手を入れてきたのです。
「こ、こら…」
「んー? どうしたのかな?」
 なんてそ知らぬ顔で、にやにや笑いながら指先で乳首をちょいちょい弄り始めて。
 静かにやんわり、乳房を揉んでくる。
 さすがにこれは…と、手元にあった彼の上着を引き寄せてその中に身体を隠し、上目遣いで訴えました。
 酔っていたから、多分色々期待してたかも(笑)

 上着で隠れたのをいい事に、彼はさらにいたずらな愛撫を続けてきました。
 彼の手は優しくて、それに気持ちいい。でも声は出せないから、必死で耐えながら彼を見つめていました。ちなみに体勢は、ずっと彼の膝に頭をおいた状態。
 目を潤ませ、唇をかみ締めていた私におもむろに、上着に隠れた下半身に手を伸ばしてきました。
 七分丈のパンツをはいていたんですが、ファスナーを静かに下ろして中へ。
 私はきゅっと、Bくんの服の裾を握り締めてされるがまま。下着の上から数回なでた後、するりと下着の中に…
 私の状態を確かめて、私が我慢できる範囲でゆっくりとさわって、すっかりとろかされてしまいました。

 ある程度で息をつくようにやめて、下ろしたファスナーも上げて私の息が整うのを待ってくすくす笑いました。
 物足りない感があったものの、さすがに人前はアレなのでほっとしました。
 そのあと、部屋の電気を消してバルコニーに出て、ここでやっとキスをしました。
 室内からは死角になっているので、思う存分濃厚なキス。と、割と興奮していたらしいBくんはがばっと押し倒すように唇を舐め舌を絡ませてくれました。久しぶりの強引なキスなので、すごく嬉しかったです。
 そこでもちょっぴりエッチなコミュニケーションをしました(笑)

 気がつけば日も昇り始め、明らんだ空。
 そういえば前もここで朝を迎えたねと、思い出話に花を咲かせたりも。
 2年前の夏も、同じ場所で同じメンバーが集まって飲み会をしたので。
 ただ、その時は彼はまだ、大切な友人でした。
 おまけに彼が当時付き合っていた彼女が、彼に内緒で道外へ遊びに行ってしまうという衝撃的な事もありました…
 今にして思えば、彼を励ましていた私にはわずかな恋心が芽生えていたのかも…。他に好きな人がいたけれど、そういう事もあるのかなぁ?

 早朝6時ごろ、父に言われたのか3歳の甥っ子が起こしに来て相当びっくりしたのは置いておいて(笑)
 皆で後片付けをした後は荷物を全部持って彼のおうちへと移動しました。
 どうやら、私の休みの間、彼もほとんど休みらしくて。ずぅっと彼と一緒に過ごすと言う素敵な事がvv

 と言うわけで、1回目は手始めにと言う感じなのでこの辺で。
 続きはまたいつもの通り、後日(笑)
 いつも長くなってしまってごめんなさい。
 というか、初日はエッチほとんどなしですが(汗)
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2007年9月3日)

 
 初日はほとんどエッチなし、とのことですが、ズコバコするだけがエッチじゃないですから。人目をしのんで、コチョコチョ触りっこして、イチャイチャ。大胆になっちゃいそうで、いざというところまでは進まない。こういう触れ合いってのも、それはそれでエロいというか、なかなかいいもんだと思いますよ。

 
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