バレンタイン直前デエト(3)  by 蓮芭璃玖 その29





 

  三日目は、6時半には再会。朝の6時半ですよ〜、お互いおなかも空いていたので、吉野家に行くことに。
 牛丼食べたかったけどアレは9時からなので断念、朝から生姜焼き定食とか(笑)
 その後は、仕事明けにも関わらずなぜか元気なBくんの提案で軽くドライブに。旭川から富良野まで行ってしまいました(汗)

 片道約2時間、途中、旭川空港に寄ったりしましたがなにぶん朝早くだった為お土産物屋さんも開いてないし…
 飛行機も飛んでなかったので次へ移動。
 富良野までのドライブはなんだか楽しかったです、お喋りしながら景色を楽しんだり。

 で、「北の国から」の最後の話で出てきた、五郎さんが作ったという家々を見てきました。でも冬の朝に行くものじゃありませんね、なんたって寒い…
 お客さん誰もいないし、それでも一応ぐるっと見て回って。写メ撮ったりして、その後はオルゴール館。
 とにかくまあ寒くって、一通り見た後は早く帰ろうという話になりました(笑)
 約5時間の車移動で、運転してたわけじゃないのに私が疲れてしまって。

 Bくんのおうちに着くと、なんとなく「ただいまぁ〜」という気分(笑)
 お部屋に入ってベッドに座って。足が冷たかったので靴下を脱いで足だけ毛布の下に。
 隣にBくんが座ったので、腕にきゅぅっとしがみついて。

「Bくん…」
 ちらっと上目遣い、それから胸元にぐりぐりと頭をすり寄せたり。
「んー? どしたのかな、璃玖は」
「んぅ、どうもしないよぅ」
「ずっと車の中で疲れたかな?」
「少し…でもBくんにくっついてたい」
 車内では密室で二人きりとはいえ、いちゃいちゃしてたわけじゃないので…

「いちゃいちゃしたいの?」
「うん、したい…」
 ぎゅってして…おねだりすると、ぎゅー。
「んふぅ、ん…もっと、強く」
 きつく抱きしめてもらうのって、本当に気持ちよくて。
 吐息が漏れて、なんだかえっちぃ気分に。

「ん、ちゅぅ、したい」
 おねだりすると、優しいキス。もちろん物足りなくて、せがむように自分からもキス。
「んんっ、ん…」

 両手を彼の背中に回し、シャツの下から手を入れて背中に触れて。すると、彼も私の服の下に手を滑り込ませてきて。
 冷たい手…

「ふっ、ん、ひゃっこぃ」
「璃玖の身体であっためさせて」
「ん、いい、よ…」
 冷たい彼の手が、肌を滑ると余計に反応してしまって。

 気がつくと服はすべて脱がされて、でもBくんは着たまま。いつも私が先に脱がされてる気がします(汗)
 下着だけにされて、肩で息をしているとBくん、ベッド脇からネクタイを取り出してきました。
 前回両手首を縛られたので、また縛られちゃうのかな? と思っていると…
「今日はちょっと趣向を変えようか」と。

 え、何だろう? とドキドキしていると、「目隠しね」
 そう言って、おもむろに私の目元にネクタイを。
「ん、こ、こわい…」
「大丈夫大丈夫」
 目隠しをされると、どこをどんな風に見られているのかが全然わからないので、余計に恥ずかしくなってしまっておもむろに両手を胸元へ。
「隠しちゃ駄目」
「うぁ」

 両手は顔の横、と言われてその通りにして、次の動きを待つことに。妙にドキドキしてしまって。
「は、恥ずかしい…」
 すぃっと、Bくんは手を肌に滑らせて。
「んっ」
 ビクンと反応すると、つつつーっと。
 色んなところを、今までになく触れるか触れないかのソフトタッチで撫でていく。
 ブラジャーを外し、ふぅっと息を吹きかけてきたのでまたもビクンと反応。

「璃玖、どんな感じ?」
 見えない中で、優しくささやく声。
「こ、怖い…それに恥ずかしいよ」
「怖くないよ、大丈夫」
 髪をなでてから、ちゅぅ、と乳首にキス。
「あっ、んん…」

 ちゅ、ちゅぱちゅぱ、わざと音を立てるように舐め回して吸ったり舌で乳首を転がしたりされて、ただでさえなんだか感じやすくなってるのに、目隠しされてることに余計に感じてしまって声を抑えられずに。
「ひぁっ、んん、ふ、は…あぁん」
「璃玖、気持ちいい?目隠しされて、興奮してるの?」
「あ、う、うん。気持ちいい、あふ、はぁぅ」
「エロい子だね、可愛いよ」
「やぁっ、い、いじわる…ふ、んはぁ」

 足の付け根を舌が這い、ショーツの上から敏感なところをこねられてさらに嬌声があがり。
 恥ずかしくってイヤイヤと首を振るようにして、それでも腰がくねってしまって。
「ああ、やぁ、恥ずかしい…ふぁっ?!」
 ショーツを脱がされて、舌先でクリトリスをレロレロと舐められて、腰が浮いてしまいました。

「ここが一番気持ちいいんでしょ? 気持ちいいって言ってごらん?」
「ああんっ、は、あ…やぁ、き、気持ちいいよぅ」
「可愛いよ、璃玖、もっとあえいでごらん?」

 激しくクリを触られて、膝をがくがくさせながら腰をくねらせて、目隠しをされている不安感に後押しされるようにシーツを握り締めてBくんの名前を何度も呼んでいました。
「あぁ、だめぇ…」
 指がぬぷっと入ってくると、あふれてくる露をぺたぺたと秘部全体に塗られるようにされたり、2〜3本の指が中に入ってきて、ぐるぐると中をかき回されたり。
 ぐちゃぐちゃとねばい水音が聞こえて、恥ずかしくて恥ずかしくて。

「ああっ、きもちいっ、やぅ、はぁん」
 激しく指を出し入れしたりと、見えないけど彼もなんだか楽しそうで。
 私の腰が指の動きに合わせてくねると、「エロイよ璃玖」とからかうような口ぶりで責めたり、それだけで私は感じてるみたいでした。

 しばらくしてやっと目隠しを外されると、涙目になってました。
「璃玖、どうだった?」
「んん、怖かった…」
「なんで?」
「Bくんの顔が見えないし…Bくん、私をいじめてる時って声を出したりしないから、なんか…」

 じわじわと目を潤ませていると、頭をなでなでしながらぎゅう。
「そっか、大丈夫だよ、ここにいるから」
 そう言いながら、首筋にキス。

 散々責められて更に感じやすくなっているところだったので、思わず声が漏れて。
「今日、すごい感度いいね…もっと気持ちよくしてあげるよ」
「んん、そ、その前にBくんの、舐めるぅ」
 今回は「何を?」とかは聞いてこないで、Bくんはにこりと微笑んでベッドに横になりました。

 服を無理やり引っぺがすように脱がして、トランクスに手をかけました。もうすっかり大きく硬くなっていて…
 やっぱり日によって男の子のモノって大きさが変わったりするんですね。
 前日した時より若干大きい感じがしたので、ちょっとドキドキしながらぺろぺろ。
 舌全体を使って、裏側を包み込むように舐めたりして。結構コレも気持ちいいみたいでしたvv

 ちゅぱちゅぱと唾液でぬめらせて、でも我慢できなくて、おねだり。
「ね、Bくん…も、欲しいよぅ」
「じゃあゴムつけようか」
 そしてお馴染みの装着作業。おっきく硬くなってると、作業もしやすいですね。

 私が上になって、彼の腰をまたいで、準備オッケー。
 でも少し不安だったので…
「Bくん…少し、いじって?」
 伏目がちに言うと、指で私の入り口をねっとりとこねるようにして、露がとろりとあふれたのを確認してから、そっと腰を沈めました。

「ん、ふ、くふぅ…」
 ずぷぅ、と深く深く。奥に当たったところ、一度静かに息を吐いて。
「Bくんの、奥まで当たってる…」
「璃玖の中、熱くて気持ちいいよ」
「うん…私の中で、いっぱいになってる」
 動くね、ポツリとつぶやいて、ゆっくり腰を上げて…出そうになる前に、ぐぐっと再び腰を下ろして。
「あああっ、んふぅ…ん、んっ」
 自分で動くのにもだいぶ慣れてきたみたいで、彼の顔を見つめながら両手はBくんの胸の上に置いて。
「あぅ、んん、はぁ、あ…んくぅ」
 すっごく気持ち良くなってきて、知らずの内に動きも早くなってきてて。

 出し入れの動きがなんだか気持ちよくて、何度も何度もその感覚に酔う様に動いていたら…
「ひゃぅっ?!」
 突然、Bくんが私の腰をつかんで中途半端な状態で動きを止めさせてきたんです。
「え?な…あ、や、やだぁ…」
 意地悪そうな目で私を見てるBくん、もどかしくなって、私はイヤイヤと首を振る。
「気持ちいいの? 璃玖」
「う、うん…だから、とめないで、Bくん…」
「いいよ、もっと激しく動いてごらん」

 がっちり抑えられていた手から力が抜けると、ずぷぅっと奥まで沈みこんで、さっきよりも激しく動いていました。
 Bくんも私の腰を支えたままで激しく突いてきて。
「ああっ、いいっ、ああんっ、気持ちいいよBくん!」
 ずぷっ、じゅぷっと音が響いて。

 疲れた…と思って動きを止めてBくんにもたれかかろうとしたら、またも腰を強くつかまれてBくんが突いてきて。休むまもなく感じさせられて。
 本当に今回はイくような気がしました。
「はぁ、俺、イキそう…」
「んんぅ、は、Bくん上になってぇ…」
 動きを途中で止められるのを2回くらいされて、肌がぴりぴりするくらい感じてたので、お願いをして正常位に。
 実は騎乗に疲れたというのは内緒です(笑)

 抜かないようにごろんと体勢を逆にして、膝を曲げた足を抱えられるような感じで彼が動き出しました。音がすごくって、すごい濡れてるんだなと自分でも感じました。
 身体もびくびくしてるし。
 でもBくんもすごく気持ちが良かったみたいで。

「やばい…イキそう」と何度も言っていました、カワイイvv
「うぅ、ん、いいよ、イッていいよ、Bくん、きて…」
 腕を彼の首に回して促すと、それでも我慢してるようで私が感じるよポイントを重点的に責めてくれました。
「ああっ、駄目だ、璃玖、もぅイク…うっ」
「Bくん! あぁん、は、きて、んん」
「璃玖っ、璃玖っ、うっ・・・・」
 私の名前を何度も呼んで、彼は果て、ぐったりと身体を私に預けてきました。汗をかいてひんやりと湿った肌を、ぎゅぅっと抱きしめて。
 ここで、私はまたも泣いてしまいました(汗)
 しかも、なんか変な事を言って。

 すっごく気持ちいのに、イキそうになるのに、Bくんので、Bくんと一緒にイキたいのに…
 なんでイケないんだろう…メソメソ。

 ↑こんな事言っちゃったんですよ、後から思い返して後悔。
 こんな事、言うつもりじゃなかったのに。
 Bくんは、大丈夫だよ、いつか一緒にイケるよって髪を撫でながら優しく言ってくれたけど。

 さておき、時刻はすでに午後3時。昼ごはんを食べていなかったので、めちゃめちゃ空腹。
 Bくんいわく、ドライブから帰ってきたらすぐ寝るつもりだったんだけど…と。
 エッチは帰る前にちょこっとできたらな、と思ってたらしいです。
 とにかく冷食のたこ焼きやら焼きそばやらを食べて胃を満たした後は、6時まで仮眠を取ることに。
 私の帰るバスが7時なので、最後はばたばたしてしまいました(汗)

 色々あったけど、なんだかんだで良いデエトとなりました。
 チョコも渡せたし、エッチもしたし。
 次はホワイトデー直後のデエトです。
 そして私の誕生日も★
 楽しみです。
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2007年2月25日)

 
 朝から吉野家ですか……。確か、朝定食があったんじゃないっけ? あれって、わりと、純和風正統派な感じだったかと思うんだけど、まあその後、バリバリセックスするんだから、肉食っといて正解かな? ホワイトデーも誕生日も、エロエロデートになるのかな?

 
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