変われば変わるもので…3  by ももたろー その3





 

 みゆきの変貌ぶりに正直、私も戸惑っていました。セックスに対して素直になってくれたのは喜ばしいことなんですが・・疲れるんですよ・・ホントに(汗)
 1回のHに4〜5時間。いくらオモチャ併用とは言え、10回近くイカせてあげるのは大変なことです。これをほぼ週イチで持続していました・・・女性の性欲はスゴイ! と感心させられます。

 夏も終わりかけたある日、みゆきから恐怖のお誘いがきました。
「ねぇ、ねぇ、○○リゾートのスイート取れたんだけど行かない? カヌーとかも体験できるみたいだし、たまにノンビリしよ??  あっ、、旅費はあたし出すから!」
 私は内心『ノンビリったって、どーせH目的だろ・・・。それにしても体が持つかな??』と不安になりましたが、心に思い描いていた“地獄の一日”をみゆきにプレゼントしたくなり、快くオーケーしました。

 当日、待ち合わせのJR駅に行くと、そこには真っ白い超ミニのワンピースを着たみゆきがいました。
 膝上20cmはあるでしょうか・・・ベージュのパンストに包まれた太股に視線が釘付けになりました。ちょっと屈んだだけで中まで見えそうです。
「イヤだぁ・・そんなに見ないで」と軽くお叱りを受け車内に乗り込みました。
 さらに驚いたことに、なんとみゆきが手配した席は個室だったのです!
 私は『やる気満々なんだなぁ』と感じました・・・乗車券を確認しにきた車掌さんが部屋から出ていくとき、心なしかニヤッと笑ったような気がしました。

 向かい合わせに座ったみゆきは、わざとらしく何度も脚を組みかえます・・・その度にムッチリとした太股とパンスト越しにピンクのパンティが見えました。私はタマらなくなり、みゆきの横に座り肩を抱き寄せました。
 優しく髪を撫でながらキスしようとすると、みゆきは「あん・・・だぁめっ・・こんなとこで・・イヤっ」と抵抗しました。
「大丈夫だよ・・・キスくらいなら。それに個室なんか取るみゆきさんが悪いんだよ〜」
「あっっ・・でも・・ン・・・あんっ・・」
 濃厚なディープキスの後、首筋と耳をたっぷりと舌で愛撫するともどかしそうに膝を動かし始めました。みゆきのアソコはもう濡れているはずです。

 いよいよ“地獄の一日”の始まりです!

 ネタあかしをすると今回の私の作戦は、みゆきを一度もイカせてあげないことでした。でもイク寸前までは何度も追い込んであげようかと・・・。今まで世の男達をさんざんコケにしてきた天罰が下るのです!
 執拗にキスを繰り返しながら太股にそっと手を置くと、反射的に脚を固く閉じてしまいました。
「ダメだってぇ・・誰かくるよぉ・・後で・・部屋に着いてから・・あン・・ダメっっ」
「みゆきさんの格好見たら堪らなくなっちゃった・・悪いのはみゆきさんだよっ」
「ああっ・・いや・・だめ・・聞こえちゃう・・」
 閉じている太股への侵入を諦め、服の上からオッパイを責めました。
 乳首の周りを優しく円を描くように撫でて、たまに乳首を軽く指でつまんであげると再び脚が開き始めました・・。

「ああっ・・ほ、ほんとに・・声でちゃう・・」
「みゆきさん、まだ服の上からだよ・・それに、こんな所でイヤらしい気分になっちゃダメだよ!」
「だって・・あああ・・ンン・・」

 襟元から手を入れジカに乳首を責めながら、もう片方の手を股間に伸ばすと今度は抵抗しませんでした。
 むしろ待ってましたとばかり、アソコをグイグイ手に押し当ててきます・・・みゆきのそこはもうパンストに染みだすくらいグッショリでした。耳の穴に舌を差し込み、ワレメに沿ってそっと指を往復させます。
「あっっっ!もうダメっっ!! お願い!」
「みゆきさん、ダメだよ! こんな所でイキそうになるなんて・・」
「だ、だって・・あん・・あぁっ・・も、もう・・おかしくなる・・」
 太股と腰がガクガクと動き、ふくらはぎにも力が入り始めました・・・イク直前のみゆきの特徴です。
「あっ、あっ、もう・・い・・・」そう言って背中が反り返った瞬間、私は全ての動きをストップしてその場から立ち上がりました・・・。

「えっっ!? ど、どうしたの?」 
「シッ! ドアの外に誰かいる・・」
「えっ? うそ??」
 もちろんウソです・・・。
「ちょっと待ってて、見てくる」
 私は込み上げてくる笑いを必死に抑えながら、ドアの外に出ました。
「なーんだ、気のせいか・・」そう言いながら戻ってくると、みゆきは「もう・・バカッ」とふてくされて乱れた服を整えていました。

 そして30分後、目的地のリゾートホテルに到着した私たちはとりあえず二人でシャワーに入ることに。
 お互いの体を洗っている間もずっとキスをしたままでした。車内で不完全燃焼に終わったせいか、みゆきは一段と淫らに舌を絡ませてきました。
「ねぇ、みゆきさん・・お願いがあるんだ」
「えっ、なぁに?」
「パイズリしてっ・・お願い!」
「・・うん・・いいよ」
 泡だらけのまま仰向けになった私の上にみゆきが覆いかぶさってきました。そしてビンビンになったモノを、弾力のあるDカップの胸に挟んで動き始めました。
「うぅ・・みゆきさん・・すごい・・」
「ほんと?・・・気持ちイイ??」
「うん・・最高・・すごいよ!  あっっっ・・でるっ!あっっ・・!!」
 私は我慢しきれずにアッというまにイッてしまいました・・・我慢しきれずにというか、ワザと我慢しなかったという方が正しいのかもしれません。

 呆気にとられているみゆきを横目に「すっごい気持ちよかったぁ」と言って体を流しました。
 付き合って以来はじめてみゆきより先にイッたのです。
 みゆきは明らかに不満そうな顔をしてました・・・それが計画的なこととも気づかずに・・・。

 部屋に戻ってきて窓を開けながら「あ〜〜なんかスッキリ! たまにこういうとこイイね! どっか行かない? カヌーは??」と水を向けてみましたが、みゆきは黙って下を向いてムッとしています。
 それでも素知らぬフリをして肩に手を回し、優しくキスをしてあげました・・・。
「みゆきさん、どうしたの? 疲れたの? それともさっきイッちゃったこと、怒ってる?」
「ばか・・知らないっ」
「ゴメンね・・だってみゆきさんのオッパイすごくて、我慢できなかったんだぁ。でも今日はいっぱい時間あるから、いっぱいシテあげるね!」
 そう言いながら再び責め始めました・・・。

 耳から首筋・・そして固くなった乳首に舌を這わせました。優しく舌でころがしたり軽く唇でつまんだり、たまに強く吸ったり・・。
「うぅっ・・あぁぁぁん。 お願い・・早く・・」
 みゆきの腰が焦れったそうに動きます。

 右手をみゆきの膝から太股にかけてソフトタッチで何度も往復させると、もう堪らなくなったのか私の手を掴み強引にアソコへもっていきました。
「まだダメだよ、みゆきさん!」
「イヤっ!・・もう、して欲しい・・お願い・・ク、クリを責めて・・」
「もーー、、しょうがないなぁぁ」
 手のひら全体でアソコをゆっくり撫で回し、時々中指だけ曲げて軽くクリを刺激します。その度にみゆきの腰はピクッと反応し、せつなそうに喘ぎました。もう、どこを刺激してもすぐにイッてしまいそうです。
「お願い・・もっと強く・・ねぇ・・イカせて欲しいの・・もう、ガマンできないのぉ・・」
 その言葉を聞いて、私は急に冷めたフリをしながら「ダメ!夜までお楽しみはとっておこう!? それより早く散歩に行かないと夕食の時間になっちゃうよ」と言ってベッドから起きあがりました。
「えっっっ!?! ど、どうして・・?」と驚くみゆきを無視して、着替えを促し散歩に出かけたのです・・。
 みゆきには申し訳ないと思いつつ、妙な充実感と『これからどうなってしまうのだろう?』という期待感で胸がいっぱいでした。

 豪華な夕食の後、ラウンジでお酒を飲みました。
 黒いミニのワンピースに、少し大きな網目のパンストがとっても良く似合っています。
 ホールスタッフも注文を取りに来ては、みゆきの太股にチラチラ視線を送っていました。時計が9時を過ぎ、少し酔いが回ってきたところで部屋に戻りました。
 みゆきが“おあずけ”の状態にされてから半日近く過ぎたことになります・・・。

 私は酔ったフリをして「疲れたね。もう寝よっか?」と言うと、みゆきは遂にキレてしまったらしく半ベソをかきはじめました。
「ねえ! どうしてっ!? わたしのこと嫌いになったの?」
「いや・・そうじゃないよ。なんだかみゆきんのカレシに悪いかなって・・。それにホントはあんな変態っぽいHしたから怒ってるんじゃないかと思ってさぁ・・」
「・・・か、彼氏とは別れたの・・。 ねぇ、お願い・・付き合って・・どんなことしても良いから・・」
「だめだよ・・みゆきさんを普通に愛してくれる人の方がイイよ・・」
「・・どうしてそんなこと言うの? じゃあ、どうしてわたしをこんな体にしたの?」
 そう言いながらみゆきは本当に泣いてしまいました。こうなると男って弱いモノです。『絶対にイカせない!』とカタく心に誓ったものの、そんな計画はどこへやら・・。

「みゆきさん、ゴメンね・・。 ちょっと意地悪したかっただけなんだ・・・」
「もう・・・絶対に許さないからっ!」
「ゴメン・・ほんと、謝るから・・許して・・」
 背後から胸を揉み、首筋に舌を這わせました。
「あっ、あぁぁん・・もう・・。じゃあ、これからは‘さん’付けはヤメテ・・『みゆき』って呼んでっ」
「うん。 わかった。みゆき、大好きだよ・・。」
「わたしも・・。ねぇ、今度はちゃんとイカせて・・ジラさないで・・」

 私は今日一日のお詫びの意味も込めて、みゆきの全身をたっぷり舐め回しました。腋の下、おへそ、太股、ひざ・・・そして足の指を口に含むとみゆきは狂ったように悶え始めました。

「あっっ!ダメよぉぉ! そんな汚いとこぉ・・ンン・・あぁぁん・・イヤっっ・・そんなとこ・・」
「イキそうになったら言ってね! 今度はちゃんとイカせるから!!」
「ね、ねぇ・・お願い・・クリでイカせて・・。 クリを舐められてイキたいのぉ・・」
「じゃあ『みゆきのエッチなクリを舌で可愛がって』って言って!」
「い、いやよ・・そんなこと・・ねぇ、早くぅ」
「言えないんだったら、またおあずけだよ!!」
「い、いじわる・・うぅぅっ。 み、みゆきのエ、エッチなクリを・・舌で・・あぁぁぁ」
 じゅうぶんに濡れきったアソコに顔を埋め舌先でクリを探し当てると、みゆきはジラされるのを恐れたのか、太股に凄い力を入れて私の顔を挟みました。
 息苦しさに耐えながら、それでも優しくクリを舐めまわし指でアナルを軽く刺激すると、小刻みに痙攣が始まりまりました。
 チロチロと舌先だけの愛撫の次に舌全体でベロベロ舐めまわし、いやらしい音を立てながらクリを吸い上げると、その痙攣は全身に広がりみゆきは達し始めたのです・・・。

「あぁぁぁぁぁぁ・・イイ・・すごいっ・・こんなのイヤ・・イキそう・・」
 クリ責めに集中するためアナルから指を離し、より一層いやらしくピチャピチャと音を立てながら吸いつきました。
「うぅっ、あっ、イクッ、イクッ! すごいっ! もうダメーーー! あぁぁぁぁぁぁ!! イクーーーッ!!!」
 間違えなく隣の部屋に筒抜けるような絶叫と共に、みゆきはイッてしまいました。

 それから先は私自身もよく憶えていません・・・とにかく夢中で愛し合いました・・・。
 指と舌で責め続けるとみゆきは失神してしまいましたが、お構いなしに今度は自分のモノで突きまくりました。激しく腰を動かすと意識は戻るのですが、絶頂を迎えるたびに失神・・・この繰り返しです。私もみゆきの口に1回、中に2回射精しましたが、さすがに3回目はビクビクと波を打つだけで、精液は出てこなかったと思います。
 私とみゆきは汗と愛液で濡れたベッドの上で、抱き合ったまま眠ってしまいました。

 翌朝、シャワーを浴び遅めの朝食を食べて帰りの列車に乗りました・・・もちろん個室です。帰りの車内は・・・
 それは管理人様のご想像にお任せいたします・・・。
 一応、本文を“完結編”と題しましたが、私たち二人はこの日を境にさらに淫らなことを楽しむ(?)関係に発展していきました。

 三編に渡り掲載して頂いた管理人様、ありがとうございました。私は単なる“腰抜け”でした・・・(笑)
(メールによる体験告白より 2003/07/14)

 
 あはは、やっぱり予想通りでした。ちっとも「地獄」じゃなかったですね。みゆきさんにとっても、ももたろーさんにとっても、何度も何度も天国を見たんじゃないですか? 帰りの車内? そんなもの、想像するまでもありません。やりすぎで疲れて眠ってたんでしょ?(うそうそ) ところで、どうしてももたろーさんは自分で自分のことを「腰抜け」なんて言ってるんだろう? 一人の鼻持ちならないオンナを、見事に性の開放へ導くなんて、なかなかどうして、たいしたものですよ。完結とのことですので、「第一部 完」ということにしておきます。第2部をお待ちしています。

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