農小屋にて(2)  by 英子 その2





 




 映子、熟年の主婦です。夫との関係は、この10年以上無く、欲求不満に悶々とするときがありました。
 昨年の春、畑作業を通じて知り合った彼に、夏の終わる頃、初めて愛されました。
 彼は、教員を定年退職し、一時期タクシーに乗務していたそうです。車の運転と料理上手な男性は、女性の扱いも上手だと聞いたことがありますが、彼はどちらも上手です。そして、女の扱いも……。

 去年の夏の終わり頃、彼に最初に愛されたときから、気を失うほどの素晴らしい歓びを与えられ、もう半年になります。
 今日まで、大体月に2度くらい愛し合ってきました。彼もそこそこの年齢ですし、若者たちのように何回もは愛し合えません。私の中に注ぎ込んでくれるのは2回に一度ほどですが、それがなくても、何時も大満足させてもらっています。

 私の身体は、もう、すっかり彼になじみ、姿を見ただけで興奮し始めます。
 今日も、彼に抱いてもらいました。
「今日は抱いてもらえる!」と思っただけで、すっかり興奮し、何時ものように優しく抱きしめてキスされただけで、もう、完全に受け入れ準備ができあがっています。ああ、早く来てほしい!

 私を横たえた彼は、あちこちに唇を這わせながら、私の着衣を脱がし始めます。
 あらかじめ、脱がせやすい服装にしておきましたので、難なく脱がせてくれます。
 彼も着衣を取り去りました。彼のも、もうすっかり張り詰めています。嬉しい!

 早く結ばれたい私は、彼の物を手に取り、私の濡れそぼった秘所へと導きます。
 手を離し、彼の背に腕を回してしがみつきました。
 何時ものように、舌を絡め合いながら、ゆっくりと彼が入ってきてくれます。

 滑らかに、奥底まで入って止まり、雁が子宮を圧しています。私を一杯に充たした彼のが脈打っています。もう、それだけで私は上り詰めそうになります。思わず「ああーっ、いいーっ!」と叫んでしまいました。

 ちょっとそのままで居て、彼がゆっくりと動き始めました。彼のと、膣壁が擦れ合います。もう、気持ちよくて気持ちよくて堪りません。私はキュッ、キュッと膣を締めながら、訳の分からないうわごとのようなうめき声を上げ続けています。愛液が会陰部をしたたり落ちています。大声で叫び、のたうち回りたいのですが、彼にしっかり抱きしめられ、奥深く貫かれていてはそれもかないません。わずかに身をよじってもだえるだけです。幾度も幾度も上り詰め、ああ、また、意識が遠のいて行きます……。

気がつくと、繋がったままの彼が、頬をくっつけ、優しく抱いていてくれます。
 私を組み敷いている彼の心地良い重さ。何という幸せでしょうか!

「ねえ、もう、気持ち良くて良くて、どうしようもないの!」とささやきます。彼の唇が私の唇に重なり、舌が入ってきます。私はたちまち興奮させられます。
 膣を締め付け、腰を揺さぶり、彼に動きをねだります。
 彼の腰使いは申し分なく、時々意外な動きをされることがありますが、それがまた何ともいえない心地良さで、初めて抱かれたときに比べ、身体を交えるたびに、より深くて良質の快感を得られるようになりました。

 今日も、もう、2時間近く身体を繋ぎ合ったままです。今日は、もうすぐ彼の精液を子宮に浴びせてもらってお仕舞いにします。
 彼の動きが速くなってきました。クリトリス、Gスポット、膣壁、子宮は言うに及ばず、私の身体全体が性感帯になっているようで、繋がっている部分を中心に、彼と触れ合っているところは何処も、ピリピリするような快感があります。

 いよいよ彼の射精が始まります。彼の雁が子宮に当たりながら、グリグリ回ります。
 鈴口が押しつけられ、彼が「うーっ!」とうめき、逸物がピクンと跳ね、一回り大きく太くなったかと思うと、最初の精液が子宮を直射します。

 ああ、最高!
 それが2度、3度……。
 たっぷり注いでもらいました!

射精が終わりました。私も本日最高の快感をいただきました。
 大きいままの彼の物は、まだ私の中に居てくれます。
 そして彼は優しく抱きしめていてくれます。
 私には、こうして休んで、緩やかに興奮からさめて行く時間は至福の一時で、とても貴重な時間です。

 彼は私によって満足してくれました。私は彼に甘えきって身を任せています。これ以上の安らぎは、ほかには無いと思います。

 こうして、今日の交歓が、満ち足りた幸福の内に終わりました。
 彼に愛され初めた頃は、失神するような快感を得ることが最上のセックスで、女の幸せだと思っていました。

 しかし、それはちょっと違ったようです。何とも言いようのない快感を得ることは、とても大事とは思いますが、今は、本当の女の歓びは、身体を交えるだけでなく、愛し愛され、身も心も一体になれることと思うようになりました。
 何も言わず、何もせず、ただ抱きしめてもらうだけで心が安らぎ、幸福感に充たされる。そんな関係が、今の私には一番の幸せです。
(メールによる体験告白より 2014年1月20日)

 
 いやもう、モロに中出ししていますね。何の心配もなく中出しを満喫できる年齢になった、ということでしょうけど、その頃の女性というのは、どれくらいが現役で、どれくらいが枯れているのでしょうね。私もその年齢に達するまで男として現役でいられるようがんばりましょう。そしたらきっと、旦那さんが引退してしまった女性陣をつかまえて、中出しし放題ですね。

 
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