思い出のオシオキ(2)  by  カーネル その2





 




「ここに寝転んで」
 なんと床に寝転ぶよう言われ、おばさんがまだお尻をぶつつもりなんだとわかった瞬間、青ざめました。すでに触られるだけで目を瞑ってしまいそうなほど肌が敏感になっていて、これ以上叩かれたらプライドとか関係無しに泣いてしまう。
 そう思いつつ覚悟を決めて腹這いに寝転ぶと、おばさんは「違う、逆、逆」と天井が見えるように寝るよう言いました。

 反射的に言われた通りにしてから……、気付いてしまいました。体ごと上を向いたら最後、小さなおちんちんを隠すものは何もありません。
 何気なく両手で隠そうと覆ってみますが、それさえおばさんに咎められます。

「どうして隠すの? さっきはもっと恥ずかしい事しようとしてたのに……」
 どうやらエッチな事をしようとしたオシオキとして、目いっぱい恥ずかしい思いをさせようというのが狙いだったようです。

 続いて寝転んだままの両脚を軽く持ち上げられ、ちんぐり返しとまではいきませんが、さながら赤ん坊のおむつ交換のような状態にさせられました。
 おちんちんだけでなくお尻の穴まで見えるような体勢で、既に熟れすぎた桃のような左右のお尻を何度もぶたれます。
 パーンパーンと大きな音とともに痛みが走りましたが、さっきまでのように涙が出るほどの痛みではありませんでした。

 今ならわかりますが、それはむしろ快感に似た痛みで、何発でも耐えられると錯覚するほどの痛気持ちいい平手打ちでした。ですが、そんな変態じみた感情を、しかも好きな人の母親に尻を打たれて感じてしまったなんて、いかに性に疎い小学生でも異常だとわかります。
 気付かれたら変態呼ばわりされてアキちゃんに嫌われてしまうのはもちろん、学校でも広まって親にまで連絡がいく……。と、悪いほうにばかり想像して絶望するんですが、体は正直でした。

 小さなおちんちんはおばさんの度重なる尻たたきによって膨れ上がっていたんです。
 何とか気持ちを鎮めようとしましたが、まずおばさんの尻たたきが止まないことにはどうしようもありません。
 その瞬間は数分と経たずに訪れるんですが……、もちろん勃起している事を指摘される方が先でした。

 しかしおばさんは怒るどころか「あはっ、やっと立ったねぇ」と、まるで勃起するのを待っていたかのように喜び始めました。
 どうやらおばさんがオシオキのつもりで叩いていたのは最初の四つん這い状態での尻たたきだけで、今の今までやっていたのは下半身に刺激を与えて勃起させるためのだけ尻たたき、つまりは、わざと気持ちよくさせるために叩いていたんです。

 それを知って気持ちは楽になりましたが、おばさんがなぜそんな事をしたかというと……、性教育のためでした。
 知識がないままエッチな事をしていたら、今日みたくお尻をぶたれるだけじゃ済まされないくらい大変なことになるんだよ……、と言いながら、勃起したおちんちんを女の人のここに……、とおばさんは正確な穴の位置まで教えてくれて、着衣のままでしたが手で押したり触ったりさせてもらいました。

 部屋に戻るとアキちゃんがすぐ「痛かった? お尻みせて」と駆け寄ってきました。
 断っても「私も見せるから」と、興味津津だったので後ろを向いてズボンを下ろすと「うわっ……、痛かったでしょ……?」と驚いていました。
 おそらく他の家の子には手加減していると思ってたんでしょう。

 約束通り、アキちゃんのも見せてと言うと、ちょっとだけという条件付きで、下着まで下ろして見せてくれました。
 プリンと可愛いらしいきれいなお尻でしたが、少し前に叩かれた肌が元通りになるにはまだ早かったらしく、ぶたれた痕は一目瞭然でした。

 見せてもらえたのはほんの数秒でしたが、同い年の異性……、しかも生のお尻というのは、おばさんにされたどの行為よりもエロく感じ、何より衝撃的なものでした。
 しかしいつまでもそんな事をしていたらまた見つかってしまいますから、互いの尻を確認しただけで終わりにしました。
 さすがに2度目は同じオシオキでは許されないでしょうし、仮に全く同じだけ叩かれたとしても耐えられる自信はありません。

 気になるのはアキちゃんがお尻をぶたれるだけで終わったのかという点ですが……、本人にそこまでは聞けませんでした。もしされてなかった場合、何それと追求される事になりますから……。
 個人的には、奥の部屋に連れて行く必要があったという事は、そういう事なんだろうなと思ってはいます。
(男の子の初体験告白掲示板より 2011年6月8日)

 
 そんなん、オバさんが、キミのケツを触ったり、ちんぽを見たかったりしただけだろう? 教育と言えば、何をやっても許されるのか? じゃあ、浪漫は、処女の女の子に、性教育をほどこしてやるぞ。初めての時に痛くないように、予行演習という性教育だ。

 
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