勘違い(2)  by あきこ その19





 






 その日はそれ以上メールはきませんでした。

 その夜、同棲の打ち合わせもあったし、最近はダーリンに料理も作っているので、仕事帰りにダーリンが家に来ました。
 メールの話は、全然無かったけど、身体が疼いて仕方がなかったので、ご飯を一緒に食べた後、おねだりしちゃいました。たっぷり愛してもらい、同棲の話をして、ダーリンは帰りました。
 今回はずいぶんと伸ばすんだから。と一人ではしゃいでいました。

 次の日、またA様からメールが来ました。
「昨日はよく眠れた? 俺はどんなペットにするか迷ってよく眠れなかったよ。今日のあきちゃんのパンティー見たいな。パンティーとオマンコの写メ送ってよ」
 わたしは仕事中だったけど、トイレに行きパンティーとオマンコの写メを撮り、メールを送りました。
「おはようございます。A様。言われた通りに写メを送ります。わたしのいやらしいオマンコ見てください。昨日は楽しみで眠れませんでした。早く可愛がってもらいたいです」
 でも実はグッスリ寝たんですが……。

 ダーリンも興奮してるかなぁと思うと、仕事中だったけど、オマンコはびちゃびちゃに濡れていました。

 しばらくして、またメールが来ました。
「いいねぇ。淫乱ドMは。それじゃ今日の帰りに、一人でプリクラ撮ってきてよ。スカートまくってパンティー見せてるのとか、お尻突き出して、オマンコまる見えになってるのとか。何枚か撮ってきてね」
 わたしは考えただけで、興奮しちゃいました。
「はい。A様。帰りに撮ってきますね。撮ったらメールします」と、頭の中はその事でいっぱいでした。

 仕事が終わり、早足で車に乗りゲーセンに向かいました。平日のゲーセンは、あまり人もいませんでした。
 プリクラの所に行き、メールの通りにスカートをまくって撮ったり、パンティーを下げお尻を突き出し拡げて撮ったりいろいろ撮りました。
 ちょっとサービスで、お尻とオマンコがまる見えのを機械に一枚貼って帰りました。

 家に帰り、下着がびちゃびちゃなので、着替えてメールを送りました。
「A様。言われた通りにプリクラを撮ってきました。写メ送るので見てください」

 送信して、すぐに返事がきました。
「よくできたね。ちゃんと確認したよ。綺麗でエロい身体してるね。それじゃ〜。今日はオナニーしてる写メを送ってよ。オマンコとアナルに何か突っ込んでるとか。バイブある? あるなら使っていいよ」
 ダーリンは今日も遅いって言ってたので、メールの通りに、バイブでオナニーをして、写メを送りました。
 ダーリン仕事中だけど、喜ぶかなぁ。何て思い本気でしちゃいました。

 しばらくそんな感じでメールのやり取り&命令が続きました。わたしはダーリンだと、ずっと思ってました。
 いつになったら、種明かしするのかなぁ。嫌じゃないけどいつまで続くのかなぁ。と思い、ダーリンが来た時に聞いてみました。

 すると「それって俺じゃないよ! あきこは俺だと思ってたの? そんなメール送った時ないし、俺ならもっとハードだぞ!」って、わたしはぽかーんとしてしまいました。
 ずっとダーリンだと思って、メールしてたし、写メも結構送っちゃった……。
 ダーリンがわたしの携帯を見て、すべてのやり取りを確認していました。

 わたしはダーリンじゃないなら、本当に知らない人? どうしよう? ダーリンは許してくれるのかとか頭の中はパニックになってました。
 とその時、 A様からメールがきました。
「あきちゃん。今日もオナニー写メ送ってよ。それと、明日から毎日ノーパンで過ごしてね。毎日写メで報告する事。よろしく」ってタイミング悪すぎ!

 ダーリンはそのメールを見て、わたしに「俺の知らないとこで、こんな事してたんだ。しばらくこいつのペットにでもなってみたら。その後に、たっぷりお仕置きしてやるから。こいつとのやり取りで、相当スケベな事してたみたいだし。俺の前でペットになってるあきこを見せろ!」って言われました。
 わたしはダーリンに嫌われたくないし、言われた通りに、A様とメールのやり取りをしました。

「A様。わかりました。今からオナニーします。写メ撮って送ります。それと、毎日ノーパン写メを送って報告します」と送信しました。
 ダーリンは隣で、「そうしたら、俺にも毎日やり取りと写メを送れ。て、会う話になったら、必ず言えよ」

 わたしはダーリンとA様に言われた通りにダーリンの前で、オナニーをして、写メを撮り、二人に送りました。
 ダーリンはわたしのオナニーを冷めた目で見ながら、ビールを飲んでました。
 わたしの頭の中は、真っ白。
 ただ、これからどうしよう? ダーリンに嫌われたくない。誰なんだろう? ってずって考えていました。

 それから一週間位、ダーリンにA様のメールのやり取りと写メを送りました。
 ダーリンはあの日以来、家に来なくなっちゃったし電話とメールだけでした。

 ダーリンと夜電話して、寝ようと思ったら、A様からメールが来ました。
「あきちゃん。こんばんは。さっきはメールありがとう。ところで、明日会わない? 9時に、○○○に来て。服装は、そうだなぁ。ノーパンにすっごいミニなら何でもいいや。あとデジカメ持ってきてよ。あきちゃんのデジカメもたっぷり撮ってあげるから。よろしくな。これって命令だから」って。
 すぐにダーリンに電話をしました。

 ダーリンは「言われた通りにしたら。来て欲しいなら、一緒に行くけど……。まぁ自分でまいた種なんだから、責任取れよ!」
 すごく冷たい口調で言われました。

「一緒に来て欲しい。だってわたしはダーリンのものだもん。ダーリンの為に生きてるんだよ。」って、半分泣きながらお願いしました。
「わかった。言い過ぎて悪かった。明日一緒に行くから。そいつに明日行くってメールしときな」って。

 少し嬉しくなって、電話を切り、A様にメールをしました。
「わかりました。明日行きますね。たっぷり可愛がってください」と送信しました。

 次の日、仕事が終わり、一度家に帰り、命令通りに用意をしました。
 ダーリンもその日は早く仕事が終わっので、ダーリンもわたしの家に来ました。
「ノーパンでミニか。あきこは似合うね。行く前に、俺のフェラしてからな」
 言われた通りに、ダーリンのをたっぷりフェラして口に出してもらいました。
 わたしのオマンコは、今夜の事といつになく冷たいダーリンに興奮してびちゃびちゃに濡れていました。ダーリンが一緒だから、不安はあったけと、そんなに怖くはありませんでした。

 約束の時間に間に合うように、家を出ました。
 わたしの車の後ろをダーリンがついてきていたので少し安心しながら、待ち合わせ場所に行きました。
 約束の場所に着き、少し離れた所にダーリンは車を止めました。

 車の中で、一人で待ってるのは、不安だったけど、ダーリンもいるし、こうなったのはわたしのせいだから覚悟を決めました。
 しばらくすると、ちょっと離れた所に一台の車が止まりました。男の人が一人降りてきて、こっちに歩いてきました。

 窓を軽く叩かれ「あきちゃん。こんばんは。Aだけどわかるよね」
 よく顔を見ると、友達のRのご主人様でした。
 びっくりしていると、その後ろから、Rが来ました。
「あきちゃん。こんばんは。びっくりした? 実はね。わたしとご主人様で考えたゲームだったの。あきちゃんがどこまでいう事聞くか賭けてたの。ごめんね。でも最近遊んでくれなかったから、その罰でもあるの」
 わたしは何がなんだかさっぱり? でした。

 何が起きてるか理解できないでいると、ダーリンが歩いてきました。
「実は俺も知ってたんだ。この間、あきこに言われた時にメールアドレス覚えてたから、俺からメールしてみた。そうしたらRだった。で、詳しく教えてもらって、内容を全部知ったんだ。騙すつもりは無かったんだけど、勘違いしてたあきこにお仕置きと思って今日まで黙ってた。ごめんな」
 わたしはやっと内容を理解しました。

 ホッとした半面、ダーリンにちょっとムカついたけど、元々はわたしの勘違いから始まった事だったから、ダーリンもRも仕方なく許しました。
 その後は、四人でご飯を食べに行き、わたしとダーリンはラブホに行きました。

 ホテルに着くと、ダーリンが「ごめんな。でもあきこも悪い! よく確認しないで、知らない人とこんな事したんだからな。たっぷり可愛がってお仕置きしないとな」
 わたしも反省し「わたしもごめんなさい。てっきりダーリンの悪戯だと思って。こういうメールとかきたら、最初にダーリンに報告します。嫌いになったりしなかった? 何でも言う事聞くから、たっぷりお仕置きしてね」

 そのまま、ホテルで何回もHしました。
 ダーリンにわざとA様と呼べって言われたり、いろいろ責められながらたっぷり中出ししてもらいました。

 ノーパンだったけど、軽く拭いて、オマンコから出てくる精子の匂いを嗅ぎながら家に帰りました。
 帰りにダーリンが家に寄り、今度はRをメールペットにする事になったからって聞きました。R達はわたしのメールを見ながら、楽しんでHしてたみたいです。
 来週からは、Rからダーリンにメールがくるので二人でメールを見ながら、Hをしまくりたいなぁ。
(女の子の初体験告白掲示板より 2010年4月12日)

 
 いやあ〜、まるっきり知らない人からのメールでなくて、良かったねえ。あきこちゃんは、ところどころで「自分が悪い」みたいなことを書いているけど、でも、相手をダーリンだと信じこんで、お相手をしていたんだから、それはつまり、ダーリンへの大いなる愛の証ですよね。浪漫は実は、ダーリンにばれないまま、あきこちゃんがその人とセックスしちゃうのかなって、少し期待していたんだけど、ま、いいか。そのうち、そんなこともあるかもしれないし、ね。

 
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