幸せな誕生日  by ゆり その28





 

  9月23日は、ピアノの発表会&私の誕生日、そして三連休ということで久しぶりに彼と会いました。
 ともやと会ったのは会場で、両親と一緒に到着。私の親と彼の親が話していたので、私たちは別に控室の方へ。
 幸い、出る人も少なく控室にも誰もいなかったので、久しぶりに抱き合い軽くキス。髪は撫でられるとくずれるから、頭を撫でられるのは我慢して2,3度キスをしました。
 その後、しばらく時間があったので、会えなかったときの雑談を。やはりそのうち、他の人も控室には入ってくるので髪をいじられてました。「こうした方がいいんじゃね?」みたいな感じで、鏡を見ながら。

 しばらくすると、私が前に見取れてしまった彼が入ってきて、挨拶をしてまたかるく見入ってしまうと、ともやの髪をいじる手がとまりました。
 そして一言、「髪の毛ほどくよ?」と・・・。
 ほどかれてはたまらないので「は〜い・・・」と返事をし、静かに待機(笑)

 本番が始まって、一ヶ所間違ったもののそのまま弾き続け、なんとかまわりにはバレていなさそうでした。

 その後、ともやの両親は帰り、私たちと一緒の車へ。
 久しぶりといってもやっぱりかわらずで、車の中では、「さっき間違ったろ?」ってからかってきたり・・・。
 でも、そんな時間がすごく楽しかったです。

 けど、家に帰って部屋にこもれたのもつかの間。
 少し大きめのベッドに寄り添っていました。
「久しぶりだね〜」
「ん。そういや最近会ってなかったしね」
 そう言って、頭を預ければ、ほどいた髪をクシャクシャを撫でられて、気持ち良くて目を細めてました。
 最近、寝不足でその気持ち良さにウトウトしかけてたらいきなりインターホンが。「なんだろ?」と思って二人で出れば、伯父さんと伯母さんが。
 やっぱり誕生日ということで、近くにすんでいる二人も来て、もろくもゆっくりとした時間はくずれさったという・・・。

 とりあえずお寿司を出前。
 何故かウニ・カズノコ・アワビ・イクラ・大トロなどなど、高級なお寿司が全くダメな私は、彼の赤身のマグロをとってかわりにお皿にポイ。
 特に欲しい誕生日プレゼントもなかったから、その後はケーキを食べて、やっと落ち着いたのは9時過ぎでした。

 その後は軽くシャワーを浴び、再び部屋に戻りました。
 私は雑誌を読みながらともやの膝に寝ころび、ともやはともやで音楽を聴いているという自由な時間でした。
 その後は「脳内メーカー」という、名前を入力すればその人が頭で考えていることがわかるというのをして、しばらく盛り上がってました。

 そして、二人でベッドに寝ころんでエッチモード(笑)
 顔をグリグリと彼の胸におしあてながら、軽くキスをちゅ。軽くくすぐったそうに身をよじらせてたけど、そんなことはおかまいなしに首筋に顔をうめて匂いを胸いっぱいに吸う。
「ゆりって昔から俺の匂いよく嗅ぐよね」
「だって、ともやの匂いって安心するから・・・」
 A型っぽい隠れO型なのでしょうか? O型はさびしがり屋で甘えんぼと言われるように、いるときはどうしても密着したいという気持ちが。

 もう肌寒くなってきてたので、私が少し身震いをすると、ともやは軽い羽毛ぶとんで私たちを隠しました。
 温かいのと同時に、なんか暗くてワクワクする自分が(笑)
「なんか、子供のときってよくこーやって遊んでたよね」
「でも、結構温かいじゃん?」
「…ん、こうすればもっと温かい…」
 そう良いながらギュ、と抱きしめる。

 細身の筋肉質の彼は、抱きしめやすいけどやっぱり微かにかたいような。
 そんな様子をみて、微かに見える彼は苦笑い。
「友達と一緒に帰らないくせに、ホント甘えたがりだよね」
「ん〜… だって、おしゃべりしながら帰るの面倒くさいんだもん。それに、抱きつける男子はともやだけだし」
 そう言えば、またクシャリと頭を撫でて。

「当たり前だし。他の奴に抱きついたら許さないよ?」
「十分わかってます〜」
 そうすり寄れば、背中にまわっていたはずの彼の手が少しずつ前へ・・・。
 そのパジャマにはボタンがついていたので、「あ、はずされる・・・」なんて思っていました。
 彼は、私がしっかり抱きついてるせいで「はずしにくい」と言ってました(笑)
 けど、途端に何かを思い出しいきなりベッドから脱出。きちんと、ドアの鍵をかけました! そして、また寒くなって布団の中へモゾモゾ。

「鍵かけてきたの? ちゃっかりしてるね」
「だって、この前みたいに親きたらヤダもん」
 暖をとろうと、また腕にしがみつく。

 しばらくすれば、ボタンは全部はずされてキャミソールの下から手をまさぐられて、軽く撫でられる。
 時たま、軽く立った尖端を指ではさまれる。
「ひぁっ…!」
「どうかした?」
「手、が冷たくて…ちょっとびっくりした…」
 部屋は2階にあるから声は響くことがないと思っていたから、あまり抑えることはしなかったけど、逆に大きくすることもありませんでした。

 けど、ともやはそんな声に気分をよくしたのか、頬や額にキスを落としながら逆の乳房を優しく揉んできたり、と。
「ん…やぁ、くすぐったい…」
 と、気持ち良さからも少し逃れるようにして身じろぎをしました。

 すると、いきなり背中から軽く持ち上げられ、ひょいとうつぶせにされました。いきなりで戸惑っていると、背骨にそって舌で舐めるともや。
 初めての感覚に、一瞬だけだったけど少し大きめに声を出してしまいました。
 下にきこえてないか不安だったのに、彼はニヤニヤ。
 涙目になってる姿がS心にきたのか、右手を秘部にあて、軽くクリを責められます。そして弱い耳にフッと息をかけて、なおさら脱力。

 小さく浅く呼吸をする私に、彼は少しずつ指を中に入れてきて、あっという間に濡れてきます。
「…っぁ、ん…」
「声、おさえてるの?」
 枕に顔をうずめて耐えている私に一言。けど、快感でうまくしゃべれないから首をたてに振るだけでした。

 その後も丹念にあちこちの感じるところを、指や舌で刺激したり。もう、大分声をおさえることは考えれなくなってきました。
 やがて、もう我慢できなくなって自分からおねだり。

 彼はすばやくゴムをつけて正常位で入れてきました。
 ここら辺の記憶は曖昧で、多分5分強したらともやがイッて、みたいな感じでした。
 今回はイけなかったのですが、久しぶりでとっても幸せでした。

 最後はゴムをきちんと処理して、私は下着姿、彼は下は適当になんかはいてて、上半身裸という格好でした。
 ゴロゴロと適当に話をして、携帯の着メロで遊んだり…。ダラダラと時間が過ぎて行き、いつの間にか二人とも眠ってて、気付いたら朝でした。
 一応目覚ましはかけておいたので、二人一緒にノソノソと起床(笑)
 その後は、また一日お休みということで久しぶりに街中へデートへ。(すすきのとか…)
 大通公園にも寄ってみたり、すすきのを適当にブラブラしてみたり、と。

 とても自由気ままな私たちだったけど、変に相手に干渉しなくても良いので楽しかったです。
 そして、大体7時に帰宅してきました。
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2007年9月27日)

 
 徐々に彼に感じさせられて、声を抑えることができなくなってきた……で、どうなったんでしょう。彼のご両親の耳にも届くくらいのアエギ声を出しちゃったのかな? それはともかく、札幌市内のぶらぶらデート、楽しかったみたいですね。どうも相手に余計な気を使わなくていい関係みたいで、そういうのって良いですよね〜。あ、そうそう、2回に分けて書いてくれてたんだけど、ごめんなさい、1つにまとめさせてもらいました。

 
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