6月のデエト(1)  by 蓮芭璃玖 その39





 

  さて。6月のデエト。
 いつものバスでいつもの時間にいつもの場所に到着し、彼にメール。ところがいつまでたっても返事が来ない。
 んー…仕事が長引いているのかな?

 少し心配になりましたが、仕事柄しょうがない事なのでとりあえず、待ち合わせ場所のデパートをうろうろ。スタバで珈琲を飲みながら、友人へのお手紙を書いたりして時間つぶし。
 結局連絡が来たのは私がそこについてから40分が経ったころでした。思ったとおり仕事が長引いていたようで、それでも急いできてくれて。予定から一時間遅れでデエトスタート。

 久しぶりにご飯を作ってあげる約束をしていたので、まずはお買い物。イタリアン風味の、鶏肉と野菜のトマト煮を作ってあげようと予定していたので食材を二人並んで仲良く購入。
 店内を歩いていると、なんとなく思い立って、前を歩くBくんの服の裾をつまんで後をついてました(笑)
 それに気づいたBくんは、「子供みたいだねー」と笑う。
 彼の前ではとことん甘えっこの幼い子になってしまう私です(汗)
 彼も彼で、食材を物色している私に、おもむろに後ろから手を回してギュッとしてきたり。相変わらずバカップル全開のようです(笑)

 お買い物の後、彼のお母さんと初対面!(彼のご両親は離婚していて別々に住んでいるのです)ちょっとドキドキしてしまった〜
 明るく気さくなお母さんで、ビール片手にお出迎えです(笑)
 そして進められて2缶もその場で頂いてしまったり…
 Bくんは車なのでお預け、ゴメンネ(笑)
 結局14時近くまでお喋りをして、彼のおうちの方へ。途中、ほろ酔いで良い気分の私はにゃあにゃあ言いながら甘えっこ。「アイスが食べたいよぅ」とおねだりしたら買ってくれました(笑)

 おうちに着いたらお料理の予定でしたが、彼のお母さんのところでたこ焼きも頂いたのであまりお腹の減っていない二人(私はあまり食べなかったけど)。
 じゃあご飯は一眠りしてからにしようという結論に達しお部屋の方へ。

 北国とはいえこの日はすでに26度を越えていました。暑い…彼は冷えたビールを持ってきて、一口。
 お預けしていたのでうまいうまいと一気に半分。
 ベッドの上で、一気に飲んだせいかはたまた仕事明けで疲れていたせいか、急に良いが回ってきたらしい。
 ぽけーっとBくんの様子を眺めていた私に、不意に手が伸びる。
「ん?」
 髪を、すぃっとなでる。くすぐったくて心地良い感覚。そのまま頭を寄せて、キス。
 触れて、舐めあう。
 唇を開き彼の唇を舐めて、あむあむ、そして舌を絡め合い…。
 はぁ…と息が漏れる。
 身体が急激に熱くなる。
 首筋を舐められて、反応してしまう。一気にエッチモードです(笑)

「Bく…ん、ふぅ、だい、じょぶ?」
「何が?」
 首筋を舐め、私の服を脱がしていくBくん。
 私の問いに首をかしげる。
「だって…仕事明けで、疲れてる…でしょ?」
 ぎこちない手つきでブラを外されて、先端を口に含ませてにやり。
「大丈夫じゃなかったら、璃玖が辛いでしょ?」
 ちゅぅ、と吸われて固くなる突起をぺろぺろ舐めながら意地悪そうに。
「んんぅ、ん、りく、えっち好き…」
「でしょ? 璃玖を気持ち良くしてから寝るから、大丈夫だよ」
 くすくす笑いながら、私の反応を楽しむように愛撫を続ける。

 あっという間に下も脱がされると、もう何度も身体を重ね合っているのに恥ずかしくなって胸元を隠す。
「かわいいよ、璃玖」
 仰向けに横たわった私の身体を、彼の舌が這う。おへその周辺はくすぐったいけど、その感覚はいつも心地良くて気持ちいい。
「えっちでかわいい璃玖…」
 そっと、私の足を開かせて顔をうずめてくる。
 目が合うのが恥ずかしくて、顔を背けて唇をかむ。
 階下には彼のパパリンがいるから、声は抑えなきゃ。

「んっ、ふぁ、あ…」
 ちゅぅ、とクリトリスがいきなり吸われた。腰が浮く。ゆっくり、舌先でぺろぺろ。
 ぞわぞわとした感覚が背中を走る。
 秘部を舌で舐め、入り口の浅いところをこねるようにクチュクチュ音を立てる。身体の奥から熱い物がこみ上げてくると、彼は念入りに私の蜜をすすり腰をくねらす私の反応を楽しんだ。

「Bくんっ、んんっ、はぁ…」
 こらえても、こらえきれず声が漏れる。身体を起こし、Bくんは私に覆いかぶさった。
 口元をぬぐい、私の額にキスをする。私の蜜で濡れた指先で、私の唇をなぞる。
「んん、んむ…」
 その指を口に含んで舐めると、クスリと笑う。
「えろいね、その顔」
「Bくんの指、好き」

 彼の下半身に、服の上から触れた。熱い。
「Bくん、おっきくなってるよ」
「璃玖がえろいからね、すぐ興奮するよ」
 見詰め合ったまま、ベルトに手をかけた。
 ズボンを脱がせて、トランクスも脱がせて、身体を起こして彼を仰向けに寝かせ。ご奉仕タイム?(笑)

「舐めてくれるの?」
「好きでしょ? ぺろぺろされるの」
「そりゃ好きだね」
 えっちの最中でも、二人のやり取りはたまにおかしかったりします(笑)
 そぉっと、いつもは先っぽから舐めるのだけど今回は、根元から。袋の付け根から、ゆっくり。
 ねっとりと舐めるように、途中、袋の部分をあむあむしながら先っぽまで裏がわを舐めあげて。
「あ…」
 セクシーな声が彼から漏れる。
 ちらりと上目遣いで様子を見ながら、太ももに手を置いて先っぽから、咥えていく。ちゅぱ、ちゅぱ、唾液でぬめっていくそれを舐める。

 手で根元を優しく握り、上下に静かに動かしながら口の中で舌を使い、弱そうなところをレロレロ。
「あ、あ…」
 感じてる彼が、愛しい。
「璃玖…」
 おもむろに、口を開く彼。
「んむ?」 「璃玖のも舐めてあげるから…おいで」
 光悦とした表情を浮かべ、促してくる。
 一度口を離してから、下半身を彼に預けた。

 私の腰をつかみ、彼も攻めてくる。負けじと私も、彼のを再び口に含む。
「ん、んむ、ふ、はぅ…」
 気持ちよくて、身体が熱くて、しびれてくる。
 しばらくは我慢して彼のを舐めていたけど、やっぱり我慢できなくなって。

「は、はあっ、も、だめだよぅBくん…」
「もう欲しくなっちゃったの? えっちだね、璃玖は」
「や、意地悪言っちゃ、だめ」
 腰をくねらせ、おねだり。

 ゴムはお互いに用意していたけど、最初は私が買ってきたものを使う事に。お洒落な箱に入った、お洒落な包装のゴム。
 つけるのは私の仕事(笑)
「Bくん、支えててね★」
 そうして装着後、見つめあい、そのまま騎乗位。
 腰を支え、突き立ててくる彼の熱いモノ。

「あああ…」
 いつも書くけど、入ってくる瞬間がたまらなく幸せを感じてしまう。

「んん…ふ…」
 ぎゅぅぅ、と奥まで腰を沈ませ受け入れて、一息。
「あぁ、璃玖のおまんこ、あったかくて気持ち良いよ…」
「Bくんも、も、熱くて…きもちい」

 ゆっくり、腰を動かす。
 最初は腰を上げて、ぎりぎりまで抜いて奥まで再び入れる行為が心地良くて、何度か繰り返す。その内に次の快感を求め、腰が揺れる。
 Bくんが手を伸ばし、私の乳房をやわらかく揉む。
「はあ、はあ、はあ…」
 くちゅ、ぐちゅ、お互いが交わる下半身から、ねばい水音。

 少しの間それを繰り返すと、いい加減疲れてくる私。
「俺、上になる?」
「ん…お願い」
 繋がったまま反転し、私は下へ。膝を抱え、彼がゆっくり動き出す。
「んっ…、んっ、あっ、はっ…」
 唐突に、しびれるようほどの快感。
「きっ、きもちいいっ、気持ち良いよBく…」

 やっぱり私の身体は、少しずつ快感を素直に感じられるようになっているみたい。
 気持ちよさに身を任せていると、先にBくんが限界を訴えてきました。
「璃玖っ、俺もうっ…」
「んっ、いいよ、きて…」
 名前を呼んで、とお願いすると、Bくんは果てる前に何度も名前を呼んでくれました。イケなくてもそれで幸せだったりします(笑)

 果てた直後のBくんは、手首の痛さを訴えながら私に身体を預けてきます。
 重たいけど、汗ばんだ熱い身体を、私はぎゅぅっと抱き締める。わずかの間余韻を楽しんでから、彼は私から離れてゴムを外し後処理。私も、濡れたり溢れているものをぬぐったり(笑)

 やっと横になったのは16時もいいとこ。そのまま深夜0時くらいまでぐっすり眠りましたとさー

 続きはまた後日★
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2007年6月23日)

 
 今回はやたらと璃玖さんが「エロい」ってのが強調されているように思うけど、ボクの気のせい? あ、でも、璃玖ちゃんは確かにエロい。そして、カワイイ。顔は見たこと無いけど、キャラがかわいい。しかも、璃玖さんのフェラ、相当、気持ち良さそうですね。月イチの中距離(?)恋愛ですが、会うたびにこれだけラブラブしてたら、問題なしでハッピーなんだろうなあ。しかも、御両親、公認! あとは、1人寝が寂しいとき、どうやって克服するか、ですね。あ、バイブでしたね。

 
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