ミミズ千匹の奥様と  by ティラミス その5





 

 「あああっ、ダメ〜、だめ〜、あなたごめんなさい、あああっ、イッチャウ〜。カミング、カミング!」
 野獣のような雄叫びを上げて、Mの字にした両脚を痙攣させながら、クライマックスに落ちていきました。
 下腹部から抜き差しならぬ灼熱の快感がぐっとこみ上げて、奥様は私の肩に噛み付いて全身を震わせて「ああだめ〜、イキマ〜ス、アア〜ッ」
 淫らに唾液の糸を引きながら狂おしいまでに3度目のアクメに達して、目の玉をグルリとひっくり返すのでした。

 千駄ヶ谷の会社に、部長の友人のあるご夫人から電話を頂きました。
 川崎市の麻生区はるひ野にある家を売って、築地か中央区のマンションと交換したいという注文でした。
 3月の終わりで、小田急多摩線の「はるひ野」駅から徒歩12,3分の家でした。土地面積は約70坪、建物面積は51坪でした。間取りは5LDKで、築8年のまだ新しいものでした。

 日曜出勤してお宅を訪問して、ご主人と奥様にお会いしました。
 ご主人は団塊の世代で3月一杯で定年退職され、あとは子会社に行かれるようでした。
 会社は大手デパートに品物を入れる「西○流通」の会社で、今後は4月から「西○」というコンビニに勤務されるようでした。
 年齢は多分60歳ぐらいで、奥様はかなり派手な様子で、多分30代の後半のように見えました。
 お話では子供さんが二人ともに独立して、女の子は結婚して全員がこの家を出たそうです。

 第二の勤務先が、千代田線の「綾瀬駅」でした。ここだと通勤にも約2時間も掛かるので、「湯島」「根津」「千駄木」がご希望で、「築地」か「月島」「新富町」も候補でした。
 新築マンションか、気に入れば中古マンションで、2LDKあればといわれて時間を掛けて探しました。
 ご主人は休日は平日の月曜日だけで、朝は7時に出て、夜は毎晩10時に帰宅の生活でした。10数軒の物件を用意して、毎週の休日には僕の車で回りました。
 ”帯に短し襷に長し”で中々気に入りの物件がありません。
 予算も6000万円で売って、4000万円で購入したいらしいのです。

 家のほうは買い手が早々に見つかり、気に入ったのですが、新しい住処が決まらないと出て行け無いのです。
 もうご主人は放って置いて、普段の日にも奥様に見ていただきました。その日も5,6軒回り気に入らず、夕食をご馳走して銀座の居酒屋に行きました。
 奥様は見かけは40歳ぐらいなのに、実は51歳でした。
 何時もワンピースが多いのですが、今日も高級な輸入品と思われるピンクに、微妙に濃さを変えたワンピースでした。スカートも短めです。
 かがむと胸襟の大きく開いたカットソーから、ブラの縁が見えて、乳房の脹らみと僅かですが乳首の兆しが見えて覗いていました。
「何時も素敵なお洋服で奇麗ですね」というと「あらお世辞が上手だこと」と左脇に小さなエクボを浮かべて淡い笑みが見えました。
 ブルー系のアイラインを入れた二重の目が、とても可愛く軽く睨む目つきでした。

「奥様は年齢がわかりませんね、僕は最初は30代かと思っていました。でも子供さんが結婚されたと聞いたので、2番目の奥様かと疑っていましたよ」と本音で言うと、「51歳のオバアチャンを捕まえてご冗談が過ぎますよ」とニッコリと微笑まれました。
 オゾンマリンの香水の匂いが鼻先を掠めました。

 僕は殆ど酒は頂けないのですが、奥様はかなりの酒が好きで、大吟醸の冷酒を2Lを何本か飲まれました。お刺身が美味しかったからだそうですが。
 酔い覚ましに銀座をぶらつきました。天候もよくお月様が夜空にくっきりと浮かんでいました。

「そういえば、この近くに北海度に転勤になり、家を売りたいのに高価で売れない部屋があるのですが、最後にご覧になりますか」と聞くと「是非拝見したいわ」と一つ返事でした。
 もう夜の8時半ぐらいでした。
 銀座から築地方面に15分ぐらい歩きました。
 25階建ての21階でした、酔っ払った奥様の手を取り、管理人から鍵を借りて、エレベーターに乗り込みました。奥様はかなりのご機嫌で少し足元がふら付きます。

「オットット〜」といいながらDカップの胸を私の身体に押し付けてきました。
 部屋を開けると、暗闇の中に月明かりが差し込んでとてもロンマンティクです。
 部屋にはまだ荷物がいくらか置いてあります。大至急で越されて後日に取りにこられるようでした。ベッドもあり、掛け布団は無いのですが、冷蔵庫もいまだに動いています。

「私は気に入りましたわ。お幾らぐらいなの」と聞かれて「多分5300万円だと思います」と答えました。
 ベツドルームや浴室や洗面台、トイレも気に入ったようです。まだ築3年で新築同様です。
 ベッドルームでいきなり抱きつかれて、「ライトを消して、月明かりがロマンティックよ」とキスをせがまれました。
「奥さまそれは困ります、もし会社にばれたら首ですよ。お願いですから我慢してください」とお願いするのに、ズボンの前のチャックを開けて、ブリーフの中に手を入れてきました。
 物凄い勢いで陰茎が勃起します。
 奥様のV字に裂け目の入ったニットの胸に手を差し入れました。
 ゴム鞠のような乳房をそっと握ると、乳首は完全にもうちゃんと勃っています。
「主人が勃起不全でインポなの、このところづッと御無沙汰で何とかして〜」

 キスも段々と濃厚になり舌が口の奥になだれ込みます。
 お互いの洋服を脱がせ出します。下着も外国製のピンクのお色気タップりの物です。多分勝負服で最初から覚悟して来てるようでした。
 僕も観念して素っ裸になりました。そしてお風呂場に行きお湯を入れてきました。

 全裸の彼女はまるでビーナスのように、本物のDカップで51歳とは思えぬ垂れても居らず、先を向いています。ウエストの締まりも良く最高のバディーです。
 僕の陰茎には彼女もいささかビックリしたみたいです。
 眼鏡を掛け、まるで真面目人間だと見えるのに、ペニスだけは、完全に別物で、どす黒い肉の凶器がグロテスクに聳えていました。
「あああ、一体これは〜」と彼女も目を疑っています。

 紅潮した美しい頬に笑窪を作って、ペニスを舐めだします。
 小刻みに舌先を動かして微妙に舐め擦り、先端から付け根、亀頭の裏の溝から垂れている袋までちゅちゅうと音を立てて吸い付きます。
 年齢はごまかしではありません。本当の性交のテクを屈指して僕を負かそうと懸命なのです。僕もお返しとばかりに、ふっさりと繁った毛むらの下で、オンナの秘烈が、アケビ状に割れ口を生々しく見せています。
 よじれあう内陰唇を押し開いて、温かい秘密の沼にくちづけをしました。
 ぬるぬるした女の園を触っていると、つるりと指が沈み、ソコを過ぎると指は根元まで沈みました。

 彼女の口から舌を伸ばして、生き造りの鮑の肉のようにひくつく、複雑な淫肉の突起物を舐め上げました。
「あうううっ、あひいい〜つ、いや〜ん、もう我慢出来ないわ〜、入・れ・て〜」
 彼女の切ない声に、思わずスキンも着けずにピンピンに張り詰めた亀頭を、濃く色づいた陰唇の間に吸い込ませて、熱く濡れた膣口を丸く押し広げながらぬるっと滑り込みました。
「あああっ、最高よ〜、でもこんなに大きいのにスルット入るの〜」ともう叫んでいます。

 彼女も負けじと尻を動かして、自分の恥骨を陰茎の根元に押し付けて来ます。右に左に捏ねると、淫らな音がぐにゅうぐにゅうとします。
 プウ〜ッとオナラのような陰茎とマンコの間の空気が漏れます。
「ウフフ〜、恥ずかしい音だね、久しぶりに聞いたよ〜」
「でもそんなもので突かれたら、私の可愛いアソコが壊れそうやわ」
「でもあああ、素敵よ〜、いいっ、イッチャイそう、身体が沈んで、全身がヴァギナになっちゃうよ、イクよ〜イクよ〜」
 獣の絶叫です。

 突然膣が、三段に締まり、膣の中に何千匹のミミズが蠢いたように陰茎に巻きつきます。
 それは今までの性行為の経験では、ありえない快感が神経を逆なでします。
 本当に”ミミズ千匹”というのはいるのですね。

 精を吸出しに来た女の肉の蠢きに圧倒されて、僕は堪らずにドピッと白い粘液を彼女の中にぶちまけて仕舞いました。
「ごめん中出ししちゃったよ」「大丈夫よ、もう更年期だし、産婦人科で子宮口を栓をしてあるの」と本当かどうか解りません。
 人の家でオマンコするなんて、チョッと非常識かもしれませんが、それからはお風呂にユックリと浸かって、お互いの性器を奇麗に洗いました。
 本当に電器もお湯も全部使えるなんて不思議なマンションの一室でした。

 でも最近可笑しいですよね、知らない人とこんなに性交するなんて、不思議なできごとです。まだまだ続きますよ。
(熟年セックス体験告白掲示板より 2007年6月5日)

 
 40歳に見えて、実は51歳。短めのスカートが似合う熟女……えてしてこの年代の女性は、露出が醜悪に見えたりするものですが、それが魅力的に見えるというのですから、普段からご自身のお手入れを怠らず、同時に「まだ十分現役のオンナよ」という意識が神経の隅々にまで働いているのでしょう。もしかしたら、機会あるごとに、ミミズ千匹のオマンコを男たちに提供してるのかもしれませんね。ところで、人の家でエッチするなんて、ちょっと非常識かも、と書かれていますが、ええ、非常識ですとも(笑)。まあ、エッチまでは良しとして、さすがに風呂に入るのはマズイんじゃないですか?

 
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