誕生日とホワイトデーでえと(1)  by 蓮芭璃玖 その31





 

  先日、一ヶ月に一度のデエトがありましたのでそのことを書き込みに参りました。
 私の誕生日が3月13日だった事もあり、今回は誕生日とホワイトデーデエトと銘打ちます(笑)

 朝から微妙な天気で、移動に高速バスを使う私は内心ヒヤヒヤでした。天候が荒れると高速道路も交通規制が出て、普段なら2時間の道のりにプラス@が生じるもので…
 でも案ずる事もなく、高速道路にバスが入る頃にはびっくりするくらいの晴天。
 車内では窓際だったので、陽射しが暑い暑い(-_-;)
 何はともあれ、無事予定通り待ち合わせ場所に到着。会えばすぐに腕組して、彼の車へ〜

「璃玖、はいコレ」
 助手席に座るとおもむろに紙袋を渡されました。
「なにー?」
「たんじょうびおめでと」
「わ、誕生日プレゼント? ありがと〜、あけていい?」

 返事を待たずに紙袋から物を取り出し、包み紙を丁寧にはがす私。
 出てきたのは小さな箱、開けると、丸いビンに入った香水が出てきました。エクラ・ドゥ・アルページュ、モデルの某エビちゃんが広告に出ていたと彼が笑って言いました。
「香水だ〜」
 香水なんで使った事のない私は(上司が匂いアレルギーで会社にもつけていけないし)興味津々。早速つけてみる事に。

 シュパッ…使い慣れてないせいか、勢いよくスプレーされてビクッとしてしまいました。
「わっ、あー、つけすぎたかな…? で、え? 手首すり合わせるんだよね?」
 教えてもらいながら、香水をスプレーした手首をすり合わせ、首筋にも香りを移しました。

「いい香りする、どお?」
「どれどれ」
 たずねると、おもむろに彼は私の首筋に顔をうずめてクンクン。
 く、くすぐったい。
「ん…」
「うん、いい香りする」

 満足そうに首筋を少し舐めた後、笑顔で移動。
 食事をして、ホワイトデーのお返しとしてアイスクリームをたくさん買ってもらって彼のおうちへ。
 部屋に入るといつものように、ベッドに並んで腰掛けて軽くおしゃべり。
「俺、香水って好きなんだよね〜、なんか興奮する」

 丈の長いカーデガンワンピを着ていた私は、デニムのジーンズは脱いで素足の状態でいました。
「Bくん、興奮してるの?」
「してるね」
 髪を優しく撫でながら、首の後ろをたまにくすぐるようにして。
 そうして、おもむろに、先ほどの車内でしたのと同じように首筋に顔を近づけてきました。私の腰を支えて逃げないようにして、クンクンと…

「あぁ、やばい。すごくイイ」
 クンクンクン…鼻息がくすぐったくて、胸元にキスされて私も興奮してきて。
「Bくん…どきどきしちゃうよ」
「どきどきしちゃうの?」
「う、ん…」
 そっと、彼の手が私の胸に。心臓の鼓動を確かめるように。
「ほんとだ、すごいどきどきしてるね」
 そのまま、服の上からゆっくりもむような手つき。

「んっ、ふぅ…」
「璃玖、かわいいよ…」
「ん」
 ちゅぅ、唇を重ねてキス。

 私はキスをする時、ほとんど目を閉じないのですが、彼も目をあまり閉じないのでお互い見つめあいながら何度も舌を絡めました。
 そうしているうちに、私の手は彼の背中へ。
 彼の手は私の太ももを撫でながら、ふわっと押し倒してきました。

「んっ…」
「璃玖…、この香り似合うよ、すごく、イイ」
「あぅ、んふぅ」
 キスは首筋に移り、弱いところを舐めるように攻めてきて。
「やぁ、は、んんー」
 腰を撫でられ、下着を先に脱がされてしまいました。
「あぁ、や、あ…」

 上は着た状態のままなのに、下だけ全部脱がされて。膝を立てた状態にさせられると、今度は足の間に顔をうずめる彼。
「ひゃっ、ふ、うぅん…」
 ちょろちょろと、舌先でクリを優しく舐めてきて。
「ああん、んっふぅ、はぁふ…」
「璃玖、どう?」
「あっ、あぅぅん、B、Bくん…きもち、い、よ」

 もっと、して…そう続けながら、言ってしまったと恥ずかしい気持ちでいっぱい。
 でも気持ちよくて、気がつけばかすかに腰が動いてしまってて。
 彼に指摘されてさらに恥ずかしく。
「腰動いてる、もっと気持ち良くなりたいの?」
「ん、うん、やぁ…」

 答えてしまう自分が恥ずかしくて首をイヤイヤと横に振ると、彼は口元をぬぐい、体を起こして私のおでこにキス。
「かわいいよ、えっちな璃玖」
「ん…や、だ」
 にこにこ笑みを浮かべたまま、カーデガンのボタンを一つずつ外していく彼…
 この時の彼は、なんだかボタンを外す事に意識を集中してるのか、妙にまじめな表情。

 外し終えるとするりと脱がし、私を抱くように腕を背中に回してブラのホックに手をかけて。2段ホックなので外すのに苦戦していました(笑)
 ふわり、外されると胸があらわに。手のひらで覆うように触れてから、ぴたりと動きが止まりました。
「Bくん?」
「なんか、やわらかい…」
 ゆっくり2、3度揉みこむと、指で乳首をつまんできました。
「んっ」
 親指とひさし指で、クニクニと硬くなってきたのを確認するように…
「ふ、う、んん」
 もう片方の乳房に、顔を近づけて舌でペロペロ。転がすように。
「ああん、はぁ、はぁん」
 彼に乳首を攻められると、この頃は素直に感じるようになりました。

 腰の下のあたりがキュンとなって、もじもじと太ももをすり合わせるような動きをしているのが自分でも恥ずかしくて。
 乳首をいじっていた片手が、するすると腰を撫でて足の付け背を流れてクリに触れると身体がビクンと反応。
「あ、や、だめぇ…」
「だめなの?」

 乳首を舐めながら、一言。そして指は、クリを少し触ってから中へ…
 ぬるりと入ってくる感触に、腰が浮く。
「あぁ、んふ、く…」
「璃玖、すごいよ? すんなり入っちゃった」
「あ、あぅん」

 ぐるんと、中を指でするようにまわして引き抜くと、何かがとろりとあふれたような感じがしました。
「すごくぬれてる、気持ちいいんだね」

 私からあふれた蜜をその指につけたまま、再びクリを触ってきました。ぬるりとして、こねられると気持ちよくて。
「うあぁぁんっ、は、あふぅ」
 くちゅくちゅと音を立てながら、指を入れたりクリを触ったり。
 交互に攻められて、気づかないうちに腰が動いて。
 どろどろになった状態で、身体はがくがく。
 肩で息をしていると、耳元で甘くささやく彼。

「俺も気持ちよくしてほしいな…」
「う、ん、いいよ」
 とは言いつつも、腰ががくがくしてて動きづらい(-_-;)

 何とかして準備を整えると、彼も脱いで準備OK。
 もう上向きで、元気な状態。
「…元気だね」
「やらしい璃玖見て興奮した」
「い、いじわる」
 上目遣いで一言。

 ふっと思い立って、彼のを舐める前に彼の乳首にキス。そして、舌でペロペロ。
「うんっ、ふ…」
 おや? なんだか今日はBくん、乳首が感じやすい?
 反応がかわいくて、ついつい乳首ばっかり攻めてしまいました。
 お腹の辺りでは彼のモノがビクビクと動いてて、直結してるんだなぁと思ったり(笑)
「Bくん、かわいい…」
「俺はかわいくないよ」
 ムキなるところがまたかわいくて、指でつつーっと大きく暴れてるそれを撫でました。

「気持ちよくしてあげる」
 ちゅぅ、先っぽにキス。そこから、舌先でつつつと根元まで裏筋を伝って、先っぽへ戻る。
 まずは上の方から、静かにペロペロ。様子を見ながら、先っぽだけ加えて口の中で静かに舐め回したり。
 ピピッと言う音が聞こえて顔を上げると、彼は私が舐めている様子を写メってました(-_-;)
「もう…」
「後で見て楽しむために」
「馬鹿…」
 でも、ま、いっかぁなんて思いながら続行。

 髪の毛が邪魔くさくて、途中で髪留めを使ってアップにして舐めていると可愛いといってくれましたvv
 舐めていると、いつものように両手で顔を支えられていました。
 でもいつもと少し違ったのは、いつもは力を入れないように別なところに力を入れて抑えてるのに、少しだけ私の顔を動かしていました。やっぱり男の人の理想なのかな?

 それはさておき、しばらく舐めていると相当我慢がきかなくなってきたのか、息が荒くなってきてるBくんに気づきました。
 なので一時中断して、おねだり。
 ゴムをつけて、私が上になって、少し私を濡らしてもらってから腰を下ろしました。
 すっかり騎乗はお馴染みプレイになってます(笑)

 いつものように、手を彼の腰の脇に置いて動いていたのですが、どうしてももっと密着したくて。途中で、彼の首に腕を回して頭を抱くような体勢になり、腰を動かす事に。
 いいところにあたって、気持ちがいい。
「あ、はぁん、あぅ、気持ちいいよぅ…」
 たまらず声を漏らすと、彼は髪を撫でながら、私の腰を支える様にして突いてくれて。
「璃玖、俺も気持ちいい…」

 お互いにがむしゃらに動いていると、彼が眉をしかめて言いました。
「や、ばい」
 一言。
「Bくん? イキそう?」
「イクかも、やばい、体勢変えていい?」
 そうして、これまたいつもの正常位。
 膝を抱えあげられて、奥まで。

 すごく気持ちよかったけど、さっきのが効いていたようでいつもよりかなり早く彼は果てました。
 イク瞬間の彼が可愛くて好きです★

 果てた後は、私の身体にもたれかかってしばらく息を切らしているので、この間はぎゅぅっと抱きしめてお互い余韻に浸ります。この時点で15時半くらい。
 どうやら21時過ぎにスペシャルゲストだとかで、仮眠をとる事になりました。

 ゲストというのは私の友人の女の子で、誕生日プレゼントをわざわざもって来てくれたのです。彼氏と一緒に(笑)
 この彼氏というのが、Bくんの親友なので。
 折角だしということで、この後はその彼氏くんの車で4人でドライブして来ました。夜景のきれいなポイントで、星空を眺めて。
 車内ではロマンチックなシチュエーションとは何かを彼氏くんが熱く語ってくれました(笑)
 なかなか面白かったです。

 帰宅してから、彼と先ほどのロマンチックトークについて少しお話(笑)
 Bくんはロマンチックは苦手なのです。
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2007年3月20日 )

 
 誕生日プレゼントが香水。さっそくつけてみて、クンクン。もうこのあたりから、エロさが漂い始めていますね〜。さすがです。さて、ロマンチックなシチュエーションとは? B君はどうしてロマンチックが苦手なのかな? 次回、その謎解きが待っている……のでしょうか?

 
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