年末年始でえと(1)  by 蓮芭璃玖 その22





 

  昨年12月29日、昼過ぎの便で実家へと帰省いたしました。
 年末だけあってバスは大混み…今回は親が降り場まで迎えに来てくれて、そのまま実家へ。
 そして30日、高校を卒業してから6年ほど、毎年、年末とゴールデンウィークとお盆には決まったメンバーで飲み会を開いています。

 幹事は私で、流れは居酒屋→カラオケ。カラオケは22時から5時までのフリータイム。
 愛しのハニーことBくんもお馴染みのメンバーで、彼はカラオケからの参加となりました。

 メンバーは7人。カラオケ室内では、当然のごとく彼の隣へ。
 カラオケは大好きなので、鬼束ちひろやレミオロメンなどを大熱唱いたしました(関係ないし・笑)。
 他の人が歌っている時は、合いの手を入れたり拍手をしたりしつつも隣の彼にぴったり寄り添って、たまにいちゃいちゃ。膝に手を置いたり、頬を寄せてひそひそ話(笑)

 皆が見ていない隙にキスしてこようとするのを抑えつつ、皆の様子をチェックしてBくんの弱点の耳をぺろりと舐めたり。
 トイレへ向かって出ると、トイレの前で待ち伏せしていた彼に唇を奪われたり。
 クリスマスにも会っているので、いつもよりがっついていない二人です(笑)。
 とはいえ、寄り添ってるとドキドキしてきちゃいます。
 翌朝5時、約8時間のカラオケを終えて、解散。二人で手を繋いで、Bくんの家へ…

「Bくん★」
 家に着き、部屋に入るとお酒が入っていた事もあり即甘えっ子モード。
「んー?」
「カラオケ楽しかったねぇ」
 コートをはらりと脱いで、立ったままで向かい合って見つめ合い、ポツリポツリとお喋り。
「あ、忘れてた」
「ん?」
 おもむろに、Bくんは私の着ていた服の胸元に手を伸ばしました。
「やん」
「だーめ、隠さないの」
「きゃぅ」
 抱き寄せるようにして、改めて胸元の隙間を覗き、そのまま首筋にキス。
「んっ…」

「つけてるね」
「ん、うん…約束したし」
 彼が確認したのは、私の下着。クリスマスにプレゼントしてもらった、茶色のレースがついてて、妙にお洒落なブラと、セットになったショーツは後ろの部分がレースでスケスケ。
 自分では分からないけど、彼的には結構そそるらしいです。
「もっとちゃんと見たい」
 耳元で囁かれると、もうとろけてしまいそう。
 実はカラオケにいる時から、その後の事を考えてて身体が熱くなっていました。

「見たいの?」
「見たいよ」
「じゃあ…」

 脱がせて…静かに答えると、立ったままでBくんは私に優しくキスをして、そっと服を脱がしていきました。
 セーター、キャミソール、スカート、黒のストッキング…
 下着姿になると、じっと見られていることに急に恥ずかしくなってきて、気付かないうちに腕を前にあわせていました。
「隠さないで、璃玖…」
 その腕を避けると、食い入るように見つめて、少し頭を下げて私の胸元へ唇を落としてきました。そのまま、舌を這わせてブラの隙間からいきなり突起を舐めてきました。

「んんっ…」
「立ってるよ、感じてるの?」
「ん…」

 びりびりと甘く疼くのは、感じてる証拠。自分でもよく分かります。もっとして欲しくて、思わず彼の頭をかかえるように抱きしめていました。
「璃玖、可愛いよ…そっち行こうか」
「う…ん」
 いつものように布団の上へと移動して、私を横たわらせるとエッチモードの眼差しで、Bくんも着ていた服を上だけ脱ぎました。上半身裸。

 コンビニと酒屋を掛け持ちしている彼…色白で、華奢な可愛い彼。
 コンビニでたまにお客さんに、女の子に間違われるような彼ですが、酒屋での力仕事で少しずつ筋肉がついてきたみたいです。
 上腕部が少し太くなった?

 私の髪を軽く梳いて、あっという間にブラを外してしまいました。ショーツにも手をかけます。
「し、下着を見たいんじゃなかったの?」
「見るだけでいいの?」
「…意地悪」
 いつものS心を出すものの、彼もカラオケボックスでのイチャイチャが効いていたようで、激しい焦らしもそこそこに。

 指でかき回して、蜜を溢れさせ震える私に言いました。
「も、いれたい…」
 切ない眼差しに、胸が苦しくなって、頷きながら答える私。

「ん…きて、欲しい、Bくんの…」
 起き上がり、いつものようにゴムをかぶせて上げます。毎回やっているので、流石に慣れてきました。
 そして何となく流れで、これまたいつものように私が上になる体制に。
 見つめ合いながら、彼のを片手で支えて、ゆっくりと腰を下ろしていきます。

「あ、あ…ん」

 この頃は、ローションが無くても私自身がよく濡れているので、痛みが少ないです。
 ずぶ、ずぶとゆっくり沈めていき、一番奥で彼のを包み込むと、一度息をつきながら胸の上に倒れこみ、キス。彼の顔を両手で支えて、貪るようなキス。
 感覚で中をきゅっと締め付けると、彼が僅かに笑いました。

「ふふ、きもちいい?」
「今、きゅってした?」
「うん…もっと気持ちよくなってね」

 身体を起こし、少し腰を上げ、それから再び腰を下ろしました。そうやって出し入れをゆっくりしていると気持ちよくて、段々と早い動きになっていきます。
 溢れてくるものが、繋がっているところでちゅぷ、くちゅっと音を立てて。
「あ、はあ、んふぅ、はぅ」
「ああ、璃玖…」
 Bくんは小さく揺れる私の乳房に手を伸ばし、切なく声を上げる私を見つめてて…、少し疲れて、肩で息をしていると、ぐぃっと体勢が変えられました。

 私が下になって、いつもの正常位。
「ごめ、璃玖…我慢できない」
「ふぇ? あっ、んあっ」
 私の膝を抱えるように持ち上げて、いきなり激しく動き出しました。
「ああっ、は、Bくん!!」

 気持ちよさに震え、何度も名前を呼んでしまいます。その度に、苦しそうに切なそうに、目を細めたBくんは「ん?」と私を見てくる。
「あ、あぁ、きもち、い…」
「きもちい?」
「ん、きもちい、すご、はぅ、ああ」
「俺も、気持ちいいよ、すごく、璃玖…」
 激しく打ち突けながら、熱くて硬い彼のモノがびくんびくんと脈打っていて、そろそろかな? と思いました。
「ああ、璃玖、ごめ…も、イキそうだ」
「いいよ、きて、Bくん」
 そのまま2、3度深く突いて、Bくんは果て、ぐったりともたれてきました。

 カラオケ8時間のあとなので、流石にお互い体力がもたずに、ゴムを外すと抱き合ったままぐったりと寝入ってしまいました。この時点で7時か8時くらい、これから大晦日を迎えるという頃に、二人してがっつり寝てしまいました(笑)
 目が覚めてからは、彼のおうちにあったオモチャ、バイブA(笑)を使用して苛めて頂きましたが、妙に硬くて痛いので途中で断念。
 年明けたらまたすぐに会えるしという事で、程ほどにいちゃついて実家の方に送ってもらいました。
(実は2〜3回エッチしたような気がするのに詳細を覚えていない)

 大晦日は実家で、両親と祖母と過ごしました。NHK紅白歌合戦には驚きましたね(笑)
 そして行く年来る年を見てそばを食べずに除夜の鐘を聞き、就寝。
 彼は大晦日の夜から元旦の昼間でお仕事で。2日も朝にお仕事。
 会うのは2日の夜からだねと言っていたのですが…2日の朝のお仕事が、急になくなったそうで。

 どうする? と電話がありました。
 これはもう、「会いたい!!」の一言につきます。という事で続きは後ほど…
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2007年1月20日 )

 
 エッチなコメントでなくて恐縮ですが、8時間オールでカラオケしてきたのに、なんとまあタフなことか。ここに書いてあるだけでなく、2〜3回やったってんだから、璃玖さんのエッチに対する貪欲さもどんどん増してるってわけですね。

 
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