村での風習1  by 順平 その1





 

  僕が初体験をしたのは二十歳の時で、そのころ家庭の事情で遠縁の親戚の家で預かってもらわれていたときのことです。

 海に囲まれた島で携帯も通じないようないなかでした。
 そこで家事を手伝いながら渡し舟にのって大学受験の為の塾などに行ってました。
 体が生まれつき弱かったので学校も休むこともあり高校も遅れて卒業しました。

 ここに来てから半年も経たないうちに初体験をしたのですが、その場所は山の中腹にある神様を祭る古い神殿でした。
 この村では山と海の収穫を祝う祭りがあるのですが、その中で神様から恵みを貰ったお礼として人間が神様にお礼として、子孫を繁栄しますという誓いをするのです。
 その誓いというのは神殿にある上座と像の前で実際に子供を作る行為をするものなのです。

 それに選ばれるのは神様の前に新たな生殖を行うものを捧げるという意味で、思春期の(私の場合は違いますが、順番で回ってくるので村の中学生や高校生)童貞の男子と処女の女子(村の子供はみんな)です。
 選ばれた男子と女子が皆の前ですっぽんぽんになって、今までおちんちん・おめんめんと呼んでいたものを生殖器にして結合するのです。

 その祭りの儀式で僕は初体験をしました(儀式なので初体験といえるかは分からないのですが)。
 村での儀式は15年ぶりだったとのことで、村の長老や大人は大変喜んでいたみたいであった。満足していた様子。
 それはこの儀式をしないことで、死人が多かったり作物が育たなかったりして影響があったと考えているからだ。

 でも少子高齢化の典型的な村であり思春期の子供は村にいない状況なのでなかなか出来なかったとのこと。他にはその行為に関してですが、神様の前で今まで生殖行為をしていなかったものを新たにさせることで神様の目の前で子孫繁栄の誓いをするわけなので、男の子のおちんちんにかぶせ物をすることはできないのです。
(僕もピンク色の亀頭丸出しのまま女の子の穴が上から下りてくるのを待っていました)

 ということは十代の女子が孕む可能性がある為(実際に孕んだ15・16の女子多数)、女子の親が嫌がって村から逃げることもあったそうで、なかなか儀式を行うのも苦労するわけです。
(男の子の初体験告白掲示板より 2007年1月17日 )

 
 ということは、村人に祝福されながら男女ともに初体験ができるという素晴らしい風習なわけですね。あるいは、めちゃくちゃ恥ずかしい風習ともいえますが。ところで、村人の前では童貞・処女であっても、実際は経験済みだったってこともあるんでしょうね。そういう場合は神罰が下るのでしょうか?

 
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