アメリカ人の彼氏。デカすぎ1  by サキ その1





 

 私の彼氏はアメリカ人のクリス(仮)。ニューヨークで大学生してます。
 私と彼が出会ったのは、私が短期留学でニューヨークに行った去年の夏休み。友達の友達でした。

 夕ご飯を食べにいこうってことで待ち合わせした友達と彼が一緒にいるところを見たとき、あまりの男前さにびっくり。マジでトムクルーズが痩せて背が高くなった感じ。サラサラの金髪にはにかんだ笑顔…。ほえ〜って感じで、ただただ見とれていました。

 彼はアメリカ人のくせにとってもシャイで女の子と話すのが苦手で、やさしくて超イイ男なのに3年も彼女がいないそうなのです。
 でも私は29才、彼は20才、あまりにも遠い人のように思えて、ただ見るだけでシアワセ☆って存在でした。

 ある日クリスが「サキ、美術館に行きたいって言ってたよね? 週末一緒に行かない?」って誘ってくれました。私はお気に入りのクリスに誘われ、断るはずはありません。
「ホント?行く行く!」
 そしてその週末の夕方、ふたりで美術館に行って、ダイナー(食堂)で夕食を食べた後、彼のアパートでコメディのDVDを見ることに。
 彼のアパートには友達何人かと行ったことはあったけど、ふたりっきりは初めて。超ドキドキ!
 でもこの清純クリスがそんな下ゴコロあるとも思えないし…どうなるんだろ???

 DVDを見る時、クリスは部屋の明かりを暗くしました。
「これは来るな…」と期待、いや警戒。
 なのになのに、結局最後まで彼はうれしそ〜にアホアホDVDを見て笑っていました。アホ〜!!
 結局その日はひとつのベッドの上で話し込んで、何もないまま眠ってしまいました。でも、彼のまなざしや態度から、私のことがとっても好きで大事にしてくれてるってはっきり確信が持てた夜でした。

 そして次の日の夜、公園でベンチに座った時、どちらからともなくキスをしました。
 長い長いキス。
 クリスは慣れてないのか、どんどん舌を入れてきて、すごい勢いです。でもそのぎこちなさが逆に刺激的。
「ん、ん…」
 男の人に求められると盛り上がっちゃう私は、もうアソコがじゅんってなってるのが自分でわかる…。

 でもクリスの勢いがすごすぎて、唇がヒリヒリしてきた。
「ちょっとクリス、唇痛いよ。」
「ゴメン…。だって僕ビギナーだからさ。」
 えっ??
 キスでビギナー??? ってことは…。

 考えようとする私をよそに、クリスの唇は私の首筋に降りてきて、鎖骨の辺りを舌ですっごい速さでなめまくる。
 あーん、夜とはいえ、人が普通にいる公園なのに…。でもそこはアメリカ、誰も気に留めてないみたい。

 クリスの首筋ナメナメ攻撃に私はもうヘロヘロになっちゃって、声が出そう。
「あっ…ん…んっ」
 クリスの大きな手は、行儀よく私の背中に止まってたんだけど、私の声に感じちゃったみたいで、段々下に下がっていって私の小さなおしりを持ち上げるようにギュっと抱き寄せた。
 もうお互いにしたくてしたくてしょうがないってわかる。
 あーん、もっとおしりを撫でまわされたり、おっぱいを揉みしだかれたりしたい…。

 でも無情にも、その夜すぐクリスは遠くの実家に帰らなくてはならなくて、続きは数日後におあずけなのでした。
 家への帰り道、ひとりぐっしょり濡れたパンティが気持ち悪かった…。あーーん、したいよ〜!

 それからクリスに会えるまでの数日間は、同じ部屋で寝てるルームメイトにバレないように、シーツの下で音を立てずに毎晩独りで…。
 何もしなくてもあの公園の夜を思い出すとすぐにじゅんじゅんになっちゃう。ひとさし指と親指でアソコの唇をちょっとはさみ揉むだけで「(心の中で)ああん」とヒクヒクイっちゃったのでした。
 あ〜書いてるだけで濡れてきちゃいます…。

 つづく。
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2005/07/17)

 
 おおっと、これは意外な展開だ。クリス君は、キスすらビギナーだった! てことは、これまでそれほど女性に想いをうちあけたことがなく、なのにサキさんにはすっごく熱い想いをぶつけている。それだけ彼にとって、サキさんとの出会いは衝撃的だったのでしょう。さあ、続きはどうなる?

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