遠距離恋愛の始まり  by あい





 

 DV傾向のある彼氏と本気で別れたくて悩んでいた去年の春先、転勤族のカズと出会いました。
 ホステスをしている私の店で出会って、初めは「いいお客様」くらいに思ってたんだけど、お店の後一緒に飲みに行ったりして、色々話すようになって。
 DV彼氏のこととか、相談に乗ってもらったりしたのね。

 気がついたらどんどんカズのこと好きになっていって、自分でも抑えられなくなっちゃったんですけど、8月にはまた転勤で遠いところに行ってしまうことが決まっちゃった。
「俺さ、オマエのこと好きやわ。短い間やったけど、楽しかった。ありがとな。」って言われたときは、ホントに嬉しかった。私も気持ちを抑え切れなくなって、「私もカズのこと好きやけど、今はどうしようもないんよ。でもカズの気持ち、嬉しいわ・・・。」って。

 そしたら、「オマエが会いたいときは、言ってくれたらええよ。俺は、オマエにとって都合のいい男になるわ。彼氏と別れるまで、5年でも10年でも待つから。だから、負けんと頑張れ!」って言ってくれて。
 泣いちゃいました。
 別れる理由を俺にしてもいいんだから、とまで言ってくれて、そこまでいってくれる人って、やっぱりなかなかいないよねぇ。

 その日は、DV彼氏にどつかれるのも覚悟で外泊です。
「今日はずっと俺といろよ」って。
 その日を逃したら、もう次はないかもしれないような気がしたから。

 ホテルの部屋に入るなり、キツク抱きしめられました。そしてキス。耳元のキスなんか、優しすぎるくらい。感じちゃうじゃないの。
 ベッドに連れて行かれて、向き合ったままゆっくり服を脱がせられてる間も、ずっとキスしてくれてるのね。子供みたいだけど、頭を撫でられたときは純粋に感動してしまって、また泣いちゃいました。
 何年ぶりに、安心しきっていられる時間を体感できたから。
 本当に穏やかな気持ちのまま、男の人に触れられるって気持ちいいの。それまでは、恐怖心ばかりだったからね。

 顔から首筋、そして肩から胸元、少しずつ触れていってはキス。いちいち確かめるみたいに。キスしてはまた触れて・・・。
 私もだんだん感じてきちゃって、息遣いも荒くなってくるじゃない。ゆっくりゆっくりだからなおさら、まるで焦らされてる気分なの。
 声だって、照れちゃうから我慢してるのに、思わず出ちゃう。
「・・・はぁぁ・・・ん。」
 小ぶりだけれど感度抜群のおっぱいに触れられたら、どうしようもないでしょう。

「オマエ、感じやすいんやな。もっと感じてや。」って。
 なんかそれでタガが外れたというか、スイッチが入ったというか、もう身も心もとろけちゃいまして。全身が性感帯にでもなったみたい。触れられるトコロ全部感じるんだもの。
 座ってるのもあやしくなってしまって、カズにしがみつくような格好で体を支えてた。

 そのうち一番敏感なところにまでカズの指が下りて来て、それと一緒に唇も・・・ですから。もうとっくに濡れてるのはわかっってて、恥ずかしさと感じるのとで、ますます濡れてきちゃう。
 そしたらカズが言うの。
「オマエの顔も声も、めちゃめちゃHぽいなぁ。でも、今から声出さんようにな。我慢するんやで。」
「そんなぁ・・・。無理やわ。」軽く抵抗する私。
「だーめ。我慢や。」
 そんなこと言われたら、もっと感じちゃうもの。

 溢れ出てくるモノでヌルヌルになった指で、クリちゃんを触られたら、ものすごく感じちゃって体が勝手に動いちゃう。声が出そうなのをひっしで堪えるんだけど、呼吸は速くなっていくし、どんどん感じちゃうし。
「はぁ・・はぁ・・。あぁ・・・っんん。」なんて声が出ちゃうと、カズは指の動きを止めるの。
「今、声だしたやろ? 止めてもええの?」
 私は首を横に振るので精一杯。そうすると、またカズの指が動き始める。どんどん気持ちよくなって、また声が出ちゃうと、指が止まる。こんな繰り返しが何回続いたんだろう?

 自分で口を塞ぎながら耐えてたんだけど、そのうち自分で口を塞いでいられなくなっちゃった。
 そしたら、私の指をカズの口に持っていって、指をくわえて舐め始めたのね。
 もちろん、クリちゃんにも触れながら。もうおかしくなりそう・・・。

 たまらなくなって、私の指をくわえてるカズにキスしたんだけど、それがなんかやたらとHっぽくて。
「だめ・・・イキそぉ」ってつぶやいたら、それまでクリちゃんだけをを攻めていたカズの指がニュルって感じで、私の中へ。ゴーサインです。
「声、出してええよ。・・・イケ!」
「はぁぁ・・ん。あぁん。・・・カズぅ、いっちゃう・・・!」
 クリちゃんもヌルヌルの指で攻められ、中に入った指も感じるところにヒットしてるし、カズにしがみついてる私の肩を、カズは軽く噛んだりするものだから、あっさりイカされちゃいました。

 しばらくぐったりしてた私に、大丈夫?、なんて声をかけてキスして、「今度は俺のことも気持ちよくしてくれるやろ?」ってカズは言いながら、カズのオ○ン○ンに私の手をもっていくの。
 ちょっと柔らかかったけど、私がオ○ン○ンにキスしたら、ムクムクって固くおっきくなちゃって。
 ちょうど69みたいに寝転がって、ペロペロ舐めたりしてたんだけど、それで私もまた感じてきちゃったの。

 それに、カズもクリちゃんにキスしたりわざと(?)音を立てて吸ったりするのもだから、さっきの余韻も手伝って、またまた溢れてきちゃいました。
「もう濡れてきよる。オマエ、やらしいなぁ。」
 そんな事言わないで、なんて言いたいけど、それどころじゃなくなってます。カズも気持ちいいのか、時々ため息交じり。愛しいよぅ。

 さっきは私ばかり感じさせてもらったから、今度はお返し・・・って思ってたのに、やっぱり私の負けです。
「カズ・・・お願い。入れて・・・。」
 懇願です。だって、またイキそうになちゃったんだもの。
「ね、お願い・・・もぉ、イッちゃいそ・・・なの。」
 お口もおろそかになり始めてるし、限界。

 だけど、体を離したカズは、足を開いた私の間に体を割り込ませると、固くなったオ○ン○ンをクリちゃんにこすり付けるだけで、入れてくれないの。
 こすられてるだけでもすごく感じちゃうのに、焦らされて、時々乳首や首筋に軽く歯をたてたり、指でもクリちゃんを攻めたりするから、私はまたイってしまいました。

「オマエばっかしズルイで。今度は俺って言うたやろ。」
 子供みたいに笑いながら言うのよね。
「だって・・・」
「入れて欲しい?」
 うなづく私。
「じゃ、も一回我慢な。いいって言うまでイッたらだめやで」そういうや否や、一気に奥までオ○ン○ンをググッといれた。

「あぁぁ・・・・!」
 そして、ゆっくりとした動きで突き上げるの。
 信じられない。数回突き上げられただけなのに、私またイキそうになってる。
「・・・イってもいい? はぁぁん・・・」
「まだ。」
 それなのに、腰の動きを急に早くして、私をイカそうとする。
「・・・や・・だめぇぇ!」
 惨敗です。またもや、です。感じすぎ、意識が遠くなっていくのよ。

 カズは奥のほうで突き上げるように腰を動かしながら、クリちゃんにも触れる。乳首にキスする。
「!!・・・あぁぁぁん」
 再びどころか、もう何度目?
「だめって言うたやん。やめるぞぉ。」
 もう、訳わかりませんです。んでも、やめないでって感じ。
 何度となくイカされ、終わりのほうはほとんど(まったく?)記憶があやふやで。
 覚えてるのは、「カズ・・・イってぇ。お願い・・・。」と懇願したとこくらいかなぁ。

 後できいたら、カズも相当こらえたようでした。DV彼氏とも別れ、カズとは、3ヶ月に1回会うくらい。
 会うたびに新鮮なお付き合いが続いてるよ〜♪
(心に残る最高のセックス掲示板より 2004/11/24)

 
 彼だって本当はイキたかっただろうに、我慢をして、あなたをめいっぱいイカせてくれたんですね。DVで傷ついているあなたを癒そうと必死だったのかもしれません。3ヶ月に一度じゃ、淋しいこともあるだろうけれど、その分、会った時にはめいっぱい感じあってくださいね。

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