同期と(その2)  by ナオキ その9





 

 アキコとの飲み会でのやり取りがあってから、彼女のことが頭から離れませんでした。彼女を想像して、マスターベーションをすることが毎日続きました。

 ある日、たまたま本社内のエレベータで彼女と私が二人だけになりました。
 私が目的の階を押そうとすると、彼女がそれを阻止し、「ちょっと時間ある?」と聞いてきます。
 答える間もなく、倉庫の階を彼女は押しました。

 倉庫の階は、使用していない機材や古い文書、備品が置いてあるフロアです。
 通常、事務を担当する人間くらいしか出入りしません。「今日は私以外の事務職がお休みなの」ということは、ここに来るのは彼女だけってことです。
「こっち」と手を引かれて倉庫の奥に連れていかれます。奥の個室スペースに入ると、彼女は私を正面から見上げ、そしてキスをしてきました。私のファーストキス!!
 恥ずかしながら24歳まで女性と触れ合う関係になったことがなかった私。

 私は彼女の腰に手を回し、唇を貪るように重ねました。お互いに舌を入れ合い、胸、腰を密着させます。
「ナオキ・・・おっきくなってるね。ふふ」
 そう言うと彼女は片手で私のペニスをズボンの上からさすります。
「じっとしててね」
 彼女は膝をつくと、私のベルトを外しはじめ、トランクスの上からペニスを刺激します。トランクスの裾から手を差し入れると、ペニスをとりまくように握り始めます。私は進んでトランクスを脱ぎました。

 アキコはペニスを手でしごき始めます。私は気持ち良くてうめくように声を出してしまいました。
「声は出さないで。誰が来るかわからないからね」
 彼女は徐々にしごくスピードを早めていきます。
「で、出そうだよ・・・」と私が言うと、手を止めてペニスを口で咥えます。手とは違ったゆっくりねっとりした口内愛撫は、ちがった快感を呼び寄せました。
 手でしごく場合よりもゆっくりではあるが、より確実に絶頂への階段を登っていきます。

「口に出していいよ・・・」
 彼女はより大きくペニスを吸い込むと、舌で私の気持ちいい箇所を知っているかのように刺激します。
「うっ、あっ、くっ」と小さく声を出すと、私は彼女の口に、たっぷり精液を放出しました。

 彼女はそれをコクンっと飲み干して、私を見ると、「今夜、もっと素敵なこと、しましょうよ・・・」と言って、私にズボンをはかせ、倉庫の外へと向かいました。
 童貞の私は、異性との初めての体験は、すばらしく気持ちの良いフェラチオでした。
 この晩、さらに大きな一歩を踏み出すことになります。
(男の子の初体験告白掲示板より 2004/10/11)

 
 研修や飲み会での出来事があるからでしょうけれど、いきなり無人の倉庫でフェラチオですかあ。その夜の大きな一歩、ドキドキですね。

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